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板倉町

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平成24年4月2日 平成24年度 辞令交付式挨拶(要旨)

更新日:2021年12月14日

平成24年度、正規退職7人、途中退職2人の人事に関する辞令を交付した。退職者9名を踏まえ、新採用者8名を含む45人に昇任、昇格、異動、補充の人事によるものであり、臨時職員83名の力を借りながら、総勢234名の出発である。昇任、昇格をされた皆様それぞれ内規に則ったものであり、これを契機にさらに頑張っていただきたいと思うと同時に異動いただいた皆さんには、一日も早く新しい職場に慣れていただき、一人前の戦力となるよう努力をお願いしたい。

さて、今の日本の現状は、皆さんご承知のとおり大変な状況にある。

  • 返済できるのかと言われている1,000兆円ともいわれる国と地方の借金
  • 少子高齢化による社会福祉費の増大、生産力(経済力)の減少
  • 大小問わず民間企業の活力低下、空洞化
  • グローバル社会の中での日本の地位の低下

このような中で最も必要と言われるのが、決断出来る政治、信頼される政治、安定した政治であるが、現状は全く逆の状態であり、政治そのものが経済不況、社会不況を作り出している状況である。さらに3.11震災、原発事故、今後予測される首都直下型、東南海地震などの自然災害、新エネルギー問題、中東地域の不安定による石油の高騰などに対する不安要素も大きく加わって、政治、経済、人心ともに異常事態が続いている。このような社会背景から民間では生き残りをかけて、厳しい経営戦略が激しさを増している。安い賃金を求めての海外移転、人員削減、徹底的コスト管理、新分野(開発)、終身雇用制の廃止などが、それである。

自治体にも当然同様なことが求められてくる。町内における最大のサービス業である我々には、下から目線が求められるのは当然であるし、厳しい視線が注がれるのも当然である。したがって、何回も申し上げるが、「いつもにこにこ」「はきはき対応」「きびきびした行動」「スピーディーで全力投球」「礼儀正しく責任の明確化」でお願いしたい。

今年度は、庁舎建設、八間樋橋、国道354、ニュータウンなど、今まで目に見えなかったものが一挙に見える形になってくると思う。ソフト面においても、防災対策を始めとして、農業を中心とした産業、福祉、教育分野にも引き続き全力で頑張りたい。皆様も健康で協力して頑張っていただきたい。一致団結しての活躍を心より期待して訓示に代えたい。

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