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板倉町

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平成25年12月12日 読売新聞群馬版掲載 全国学力テストに関するアンケート調査の回答文(全文)

更新日:2021年12月20日

折しも特定秘密保護法案が大きな賛否の議論のなか、決定されようとしている。秘密はないほうがよろしいが国防やテロ行為に関しての情報取得には一定の秘密保護は必要であり、その為にはやむを得ない。しかし必ず検証が出来るよう、主権は国民という民主主義の基本である知る権利を担保し、権力者の乱用を防ぐ為の第三者チェック、開示期限付きの最低米国並みのルールが必要である。

民主主義国家の中で成熟の域に入っている当国に於いて、教育の当事者である当人(生徒)、教師、保護者の知る権利は保障すべきである。公表の賛否に関わらずそれぞれ必ずメリット、デメリットはある訳であり、デメリット部分を補充する施策を最大限並行してとることで前向きに対応すべきである。

非開示の理由の過競争になるから、風評被害が恐いから、序列化が恐いから、教員の教育力を計られるから、などと理由をつけて秘密の裁量分野を広げてしまうのか、情報公開の流れに後向きになるのか、現実の序列化は公立でも義務教育を過ぎれば甚だしく、私立では幼稚園からすでに定着しているのが実態ではないのか、守りの教育より攻めの教育を目指すべきと考える。
 
私自身は開示に賛成だが教育長と充分意見を交換し最終的には判断は一任したいと思う。


板倉町長  栗原 実

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