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板倉町

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平成28年9月20日 第3回議会定例会閉会の挨拶

更新日:2021年6月4日

今定例会には、人事に関する諮問及び同意案件4件、報告1件、補正予算に関する専決処分の承認1件、条例の一部改正議案1件、庁舎建設に関する工事の契約議案4件、一般会計ほか各会計の補正予算に関する議案3件、平成27年度各会計の歳入歳出決算認定に関する議案6件を提案し、ご審議をいただきました。

また、一般質問では、三県境への取り組み、災害時対応(耐震化の現況)、小学校統廃合、国道354号線の4車線化、農業基盤の整備に関して、2人の議員の質問にお答えをいたしましたが、ご意見を参考にして行政運営にあたりたいと思います。

次に、各会計の決算認定でありますが、予算決算常任委員会において3日間にわたり、集中的に審査が行われましたが、予算の執行状況等を十分確認していただけたことと思います。審査中に出されたご意見、ご指摘を謙虚に受け止めまして、今後の予算編成と、この執行の参考にしたいと思います。

しかしながら、ご承知のとおり今定例会において、残念でならないのは、庁舎建設工事の契約議案4件が賛成少数により否決されたことであります。

庁舎建設委員会で議論、検討を重ね手順を踏んで入札を行ったものであり、この結果については、すでにご承知のことと思いますが、入札4件の予定価格合計が17億5,703万円に対しまして、落札額の合計は、これを3億4,053万円下回る14億1,650万円となり、平均落札率は80.6%であります。

建設物価が上昇基調にあり、入札不調が多数発生している状況下、このことは、近年他に類を見ないものであり、町にとりまして予想以上に有利な好結果(好条件)であることは言うまでもありません。

「合併が始まっているから今後の成り行きを見極めるまで先送りすべき」「成り行きによっては規模の見直しを」等々の意見、考え方があって否決に至ったものであると受け止めていますが、先へ送れば送るほど、今後、進んでいくオリンピック需要の高まりによる建設物価上昇の影響を強く受けることになり、今回のような好条件での契約は、全く見込めなくなることは必定であります。

加えて、合併協議がどの方向へ進んでいくのか、まだまだこれからの議論を待たなくてはなりませんし、一応のスケジュールは示されていますが、何時に結論が導き出されるのか、現時点では皆目見当もつきません。

こうした時間の中で、現庁舎の老朽化は刻々と進んでいますから、合併の是非にかかわらず、庁舎建設が必要であると考えています。

この機会を逃すと、更なる財政負担につながることが心配されますので、今回の入札結果をもって本契約を結びたいと思うところであります。町民多数からも計画通り庁舎を建設してもらいたいとの声が想像以上に多数あがっています。

反対された議員各位には、これらの点を理解していただいて考えを新たにしていただきたいと思います。

結びになりますが、稲の収穫期の中、台風16号が迫っています。勢力は少々弱まっているようですが、風雨による被害が発生しないよう願うところです。

また、来月には町民体育祭、福祉まつり、町民文化祭等の行事が予定されていますので、議員各位にはお世話になりますので、よろしくお願い申し上げまして閉会の挨拶といたします。

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