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板倉町

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平成24年3月26日 第1回定例会(平成24年度予算議会)を終了して

更新日:2021年12月9日

決して忘れてはならない3月11日午後2時46分、昨年のあの日から1年が経過し、2万人にも及ぶ犠牲者に対し同時刻全国一斉に黙とうが行われました。心より哀悼の意を申し上げます。

当町の行政も対応に追われた1年でありましたが、被災地の復興状況は道半ばには程遠く、ガレキ処理、放射能汚染など、迅速に国として強いリーダーシップを発揮して頂きたいと思います。

3月6日から3月16日まで、平成24年第一回定例議会(予算議会)が開催され、平成24年度の予算案を議決頂きました。ニュータウン関連誘致事業、354バイパス、八間樋橋、生活関連道路の整備事業などの継続に加え、南北小学校受水槽改修、武道、体育館補修、渡良瀬野球グランド整備、旧文化財資料館解体などのハード事業を進めながら、水防災、放射能汚染対策、各種疾病予防、健康増進、少子高齢化対策、福祉事業など、ソフト事業にも鋭意取り組むこと、さらに待望の庁舎建設に1歩踏み出し、検討委員会の立ち上げ、渡良瀬・利根架橋建設に向けて「加須市、栃木市、板倉町協議会設立」の立ち上げについても同じく承認頂きました。

そして今議会、大きなテーマとなったのが、「介護保険料基準額値上げ」の問題でした。高齢化に伴う介護給付費の増大、介護報酬の改定など、国の通達を受けての値上げ案を上程いたしました。全国平均5,112円を想定し、現行3,500円を基金80%取り崩し充当しながらも月額1,000円値上げの4,500円の決定を頂きました。

町の介護保険利用状況をみますと要介護認定者約600名のかたがたに介護サービス給付費という形で約10から11億円(1人当たり約180万円)の支出(給付)状況になっており、さらにこの先高齢者人口の増加に保険料収入が追いつかない予測が確実視されるため、全国(県下)一斉に値上げの審議となったものであります。それでも邑楽郡下での我が町の保険料は最も低く、ほかは軒並み5,000円を超えている状況を考慮して頂き、御理解を賜りたいと思います。

将来を担う子供たちの減少が続いています。北小、南小の保護者の一部から「現状は集団教育の場として強い懸念があり統合化も考えて欲しい」との声もあります。しっかりとした学校教育を進めるため避けて通れない問題と考えています。老朽化した板倉保育園、北保育園の今後の方向性の検討と共に課題が次々と生まれてきますが、町民の皆様の声に耳を傾け、現実直視、生活重視をモットーに引き続き、平成24年度も全力投球しますのでよろしくお願いいたします。

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