令和2年2月2日 板倉町賀詞交歓会 第二部挨拶
更新日:2021年6月2日
先程、一部では白木先生には画家という希少な職業を通しての貴重なお話を伺いました。天性だけでなく並々ならぬ努力とチャンスに対しタイムリーに挑戦されてきた本日までの果敢な人生に敬意を申し上げますとともに、ご健康に留意されさらなるご活躍をご期待申し上げます。ありがとうございました。
さて、本賀詞交歓会、昨年は新庁舎落成と重なって休ませていただきました。皆様には日頃それぞれのお立場から町政各般においてご協力いただいておりますこと、町民を代表してお礼申し上げます。「町民参加のまちづくり」「協働のまちづくり」に引き続きお力添えをいただきますよう改めてお願い申し上げます。ご承知のように我が板倉町も例外でなく、全国の自治体全てが人口減少社会に突入しております。その大きな流れを想定しながら、これから8年間の板倉町方向性をどうすべきかとの計画の太枠を現在検討中であります。第2次中期事業推進計画がそれでありますが、昨年この計画策定にあたり、町民アンケートをとらせていただきましたが、肝心の町民皆様の意識は各部門に亘って全て過去の右肩上がり時代の潜在意識からの脱却がなされていない感じがいたしています。高齢化が進み、人数も減り、収入も減り、活性化も落ちることが確実視されている中であれが欲しいこれが欲しいと財政を考慮に入れない、ない物ねだりをしている状況はどうなるでしょう、そんな意見が圧倒的に多いということであります。もちろん全ての欲求が叶うことは究極の願いでありますが、時代が右肩下がりになれば幸の価値観、満足感、対処方法等を合理的、打算的に選択しながらマイナス条件の中、町として収入増をいかに考えるかをベースに、それでも守るべきものは何か、縮小すべきは何か、育てるべきは何か、力を入れるべきは何かをしっかりと取捨選択すべき時期に至っていると考えます。理想の姿はしっかりと追求し、描きつつも、現実もしっかり見つめなければなりません。
このような厳しさを増す時代の中で、本年はそういった中期事業計画の策定、4月の小学校再編、災害時の安全安心の強化、防災士も含めた地域の役割と責任の分担、職域消防の編成、南北小学校の再利用の検討、資源化センターの再検討、役場・八間樋橋解体準備、各部署の現状の上に立った課題解決、利根渡良瀬架橋の推進、企業誘致の続進、人口増加策の強化等、計画的に進めてまいりたいと思います。既に企業誘致につきましては12社オープン、7社売約済みとなっております。本年も各企業さんにとって子年にあやかり財を増やす年となりますよう、また東京オリンピックの年、日本選手団の活躍が期待される中、皆様にとりまして健康で幸福感多き年でありますよう祈念申し上げます。私共改善された職場環境で働く職員一同、皆様のご指摘に耳を傾け、それぞれの課局で精一杯頑張りますので、よろしくお願いいたします。
結びに、お忙しい中笹川、長谷川衆院議員、郡の県議先生にはご出席いただきありがとうございます。置かれたお立場から当町発展にお力添えをいただいておりますことお礼申し上げますとともにさらなるご協力をよろしくお願い申し上げます。
東洋大学生命科学部長様、板倉事務部長様にもご出席いただき、常日頃当町に対してのお力添えに感謝いたしております。今後もよろしくお願いいたします。ありがとうございました。