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板倉町

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令和4年度初区長会議のあいさつ要旨(令和4年4月5日)

更新日:2022年9月21日

新型コロナやロシアのウクライナ侵攻という暗い話題が続く中、桜の開花という久しぶりの明るいニュースがありましたが、昨日の雨で桜もピークを過ぎようとしています。明日は保育園の入園式、明後日は小中学校の入学式ですが、それまでは桜の花もかろうじて持ちそうです。役場、学校、消防、警察その他の民間企業でも定期人事異動が終了し、当町も新しい陣容での令和4年度がスタートしました。人事異動による影響も慣れるまでの一定期間は残ろうかと思いますが、よろしくお願いいたします。

本日は、当町で最も重要な組織である行政区長会の初会議であります。ただいま、新区長の皆さまに委嘱状を交付いたしました。本日から2年間お務めいただくわけですが、防災等を考えた場合には熟知熟練が必要な面も多々ありますので、これまでも可能なかたには留任をお願いしたいと申し上げてきました。ご協力いただけた何人かのかたには、地元のために4年から6年お勤めいただいたというかたもおられました。今年は全員のかたが替わられたようで、この後には組織編成もお願いすることとなりますのでよろしくお願いします。

さて、新型コロナ問題も3年目に入っており、世界中がロックダウン(都市閉鎖)を経験しながらも、根絶に向かってワクチンや飲み薬の開発、疫学的対処法の研究等に全力を挙げているようですが、変異し続けるウイルスによって第6波から第7波へと向かっており、克服にはほど遠い現状にあるようです。現在の対応は、ゼロコロナからウィズコロナへと移行しており、完全に撲滅することの難しさと経済的損失の大きさを考え、コロナを意識した抑制対策を講じつつ、必要な日常活動は維持しながら経済をしっかりと回していく手法へと転換が図られている状況かと思います。したがって、今年からはこれまでの2年と少し異なる(何でも中止ということではない)活動展開も出てくるのではなかろうかと思う訳であり「こまめに相談」「素早く実行」というようなスタイルに変化していくのかなと思います。

また、日本から約8,000キロメートルも離れたウクライナで起こっているロシア(プーチン大統領)の一方的な覇権主義による武力侵攻、そして抑止論として正当化されていた核保有から核使用の可能性をチラつかせて全世界の破滅をイメージさせる恫喝戦略により、世界の3分の2を敵に回してでも「虐殺」を続けるプーチン大統領の姿勢に対し、西側諸国が連携した空前の経済制裁が行われているのも承知のとおりであります。新型コロナによる経済不況やロシア制裁による経済の悪影響によって円安が進む一方、輸入物価は高騰し始めており、今後は「賃金上昇を伴わない悪いインフレ」によって生活苦感を一層増していくであろうことが予測されています。町政運営も厳しさを増していくことと思われますが、ロシアや北朝鮮、中国を隣国に持つ我が国の一国民としても、平和に強く目を向けながら全力で共に頑張りたいと思います。

新区長の皆さまには、2年間健康での活躍に期待いたします。よろしくお願いいたします。

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