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板倉町

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第2回議会定例会開会のあいさつ要旨(令和4年6月7日)

更新日:2022年12月27日

本日は、6月議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆さまにおかれましては、ご出席賜りご苦労さまでございます。

新型コロナウイルスの感染状況をみますと、当町において10人を超える新規陽性者が確認された日は、5月の連休明けから3日間ほどありました。全国的には落ち着きつつある傾向にあった中で、行動制限もなく過ごせた久しぶりの連休であり、心情的にも理解できる開放感からの外出による影響のせいか、その新規陽性者の大多数が小学生を含む核家族でありました。ほとんどのかたは自宅療養でありましたが「10日間の外出禁止や交流の断絶が一番きつかった」という関係者の声から、比較的に軽い症状であったことの表れと察している次第であります。ここ2から3日では、新規陽性者数も0人から2人の範囲で推移しており、5月28日には群馬県の警戒レベルも「1」に引き下げられましたが、これまでの3年間にわたって強いられてきた自粛感や緊迫感を解くまでには未だ至らないようであります。近隣の1市4町においては、3年連続となる夏祭り等の中止が既に決定されており、我が町でも5月25日に板倉まつり運営委員会を開催して協議し、やむを得ず中止の決定をいたしました。しかしながら、その協議の中では「コロナ禍でも行えるような、祭りに代わるイベント等も期間をかけて検討すべし」との意見もあったことから、それに対する検討を継続して行うこととしているところです。

5月27日の雷雨による降ひょうや突風、豪雨の激しさは、限定的範囲であったとはいえ、農作物には相当の被害が生じており、西地区から南地区、東地区にかけての範囲では、小麦や露地野菜、家庭菜園等がひどい状況であったとの第一報に次いで、その後の週明けには、ビニールハウス被害の情報も徐々にもたらされ、現在、被害状況を正確に把握するための調査を進めつつ、その他所要の対応についても検討しているところです。群馬県との調整によって救済措置をとることが可能かどうか、農業共済や群馬県農政関係機関等と被害状況に対し、救済のための意見交換も始めています。

異常気象による自然災害の増加、コロナ禍の影響による消費・生産の落ち込みや物価上昇、ウクライナ情勢を受けての流通停滞に伴うエネルギー供給不安等による影響、更には円安ドル高の影響による原材料の高騰等、まさに3重苦どころか4重苦となったことによる日本の物価上昇懸念が高まっている一方、賃金上昇の機運は全く見られず、国民に漂う生活不安感も日増しに高まってきていると同時に中国、北朝鮮、ロシア等、周辺国に対する従来の平和への投資という日本の考え方から「ウクライナ情勢によって、根本から見直すべき」という防衛予算、増額支持の国民の声が大きくなりつつある中で行われる今年の参議院議員通常選挙を通して、改めて各政党の主張をじっくり聞きながら、我が国の在り方を考えていきたいと思っているところであります。

4日間という短期間での議会ではありますが、報告第1~3号、条例改正議案第21、22号、契約締結議案第23、24号、補正予算議案第25号の計8議案をご審議いただき、予定どおり可決くださいますようお願い申し上げ開会のあいさつといたします。

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