町の各種行事等の中止決定について（令和4年8月25日）

新型コロナウイルス感染症の影響により、町の各種行事において中止決定がなされていることに対し、町民のかたからメールにてご質問およびご意見をいただきました。他の町民の皆様も同様の思いをお持ちかもしれませんので、その回答を含めご紹介いたします。

メールで寄せられたご質問・ご意見の内容

新型コロナウイルスに対する国の行動制限が緩和され、全国でも、館林市などの近隣や、足利市・伊勢崎市などでも花火大会やまつりなどが3年ぶりに行われています。しかし、板倉町においては、いまだに花火大会や板倉まつり、町民体育祭などの行事が今年も中止のままです。屋外での行事であり、専門家の見解でも密集でのマスク着用を徹底すればとの意見もあります。

町があらゆる行事を中止にする理由は何ですか？予算の問題ですか？住民への行政サービスとして、そして、町民の交流の場として再考をお願いし、可能であれば、今年度、短時間でも花火大会の開催を求めます。

コロナが流行してから産まれた子どもたちは、花火大会やお祭りを経験していない子がほとんどです。ぜひ検討をお願いします。

回答

この度はメールでの貴重なご意見をありがとうございます。いただいたご意見に対し、次のとおり回答します。

現在、8月の板倉まつり、10月の町民体育祭だけでなく、例えば町民文化祭、商工祭、福祉まつり、福祉バザー、町民教養講座など、主な行事については、ほとんど中止が決定されています。これらの行事に関しては、町が中止を決定するものではなく、それぞれ主催する関係団体や組織の方々が議論を重ねた上で決定し、町は報告を受け議論内容を把握した上で、その結果を尊重しているものです。

中止の理由としては、やはり新型コロナウィルス感染症拡大防止のためであり、検討会議において町民の健康と安全を最優先すると判断されたものです。町としては、各行事を開催するよう毎年予算を確保していますが、感染リスクの考え方は人それぞれであり、中止の判断は、町民を代表する関係団体や組織の方々の協議の結果でありますのでご理解ください。

花火大会についても、他市町が開催していることは承知していますが、開催を要望する意見としては決して多数ではなく、町は別の考え方により時期をずらして別のイベント開催を検討中です。

いずれにしても、すべての行事において町が独断で中止を決定するということはありません。あくまで関係団体や組織の方々が議論を重ねた上で自主的に決定したものを町が承認しているということです。経済を回すという観点からも新型コロナウイルスに最大限の注意を払いながら、できる限り中止にしないような方法を検討し実践していただくことを町長以下望んでいるところです。したがって、町としても新型コロナウイルス感染症が一日も早く収束することを願うとともに、今後、縮小や形を変えての開催等含め、再び各種行事が実施できるよう取り組んでまいります。