令和4年 仕事納め式あいさつ要旨（令和4年12月28日）

新しい庁舎にも慣れて、特に汚れた所を中心に清掃していただいたと思います。大掃除ご苦労様でした。

今年もイベントや学習の機会、研修、懇親会等に新型コロナウイルスの影響を大きく受けました。3年目ということで慣れが加わったこともあって中止や延期と安易に判断しがちになっていましたが、さまざまな反省点も踏まえて感染防止に配慮しながら、やっと再開し始めたところです。

ご承知のとおり、ウクライナ侵攻に関するさまざまな世界的影響は、エネルギー、食料、資源材料の戦略的利用によって世界全体に影を落としており、新年も円高方向にシフトしているとはいえ、さらなる値上がりが心配です。 また、国内政情も安倍元首相の暗殺以来、閣僚の交替が続き、現政権も末期的支持率の低下を呈しています。防衛費の大幅な増額とその財源を増税によって賄うことが閣議決定されたことを受け、来年7月までに国民に信を問うことがあるかもしれないとの予測があります。

当町においても、安全安心の基本を担う、車による緊急避難場所がまもなく完成することから、旧北小学校・東小学校の校庭も含めた全避難所の住み分けや自主運営等、想定される課題の対処をしっかり検討してまいりたい。そして、その他の町の諸課題にも具体的に対応し、厳しい中にも再興の時代として対応してまいりたいと思っています。 新型コロナウイルスの庁内感染防止対策として行っていた時差出勤を11月1日に解除し、併せて節電の要請も行いました。そしてパソコンを中心とした時代とは逆に職場間の意志疎通の重要性が増しているといわれています。12月26日の課長会議において、報連相（ほうれんそう）の徹底と各個人の発言の機会をつくることを目的とし、各課局内での朝礼を新年より再開するとの合意に至りました。

最後に、なかなかまれな事ですが10月頃、町外からの来庁者から直々に「当町職員の受付案内が見事で素晴らしい」とのお褒めの言葉をいただきました。近隣市町村の中でも圧倒的に素晴らしいと言われ「直接褒めてほしい。どこにもいない」「ぜひ、町長からこのことを全職員に伝えてほしい」とのことでしたので、本人を呼んで伝えたわけですが、そのことを誰よりも嬉しく思ったのを覚えています。本来であれば表彰ものですが、この話を機会に良い印象の役場を各自イメージしてもらい、良い連鎖を期待します。

お酒と健康に注意し、元気に新年を迎えられますよう皆さまのご健康とご多幸を祈念し、仕事納めのあいさつとします。