6月行政区長会議のあいさつ要旨（令和4年6月24日）

5月27日、梅雨入り前の不安定な天候によるひょう害がありました。被害状況を県に報告し、国、県の判断を待ちつつ、町として近隣町と歩調を合わせて対処できるよう情報交換に努めているところです。

6月議会定例会も終了し、コロナ情勢につきましては、6月初旬に陽性者の報告が多発して心配されましたが、ここのところは陽性者数ゼロが続いており、落ち着いている状況です。各種団体の中には、町有バスを利用した研修の実施、顔合わせを兼ねた懇親会や会議等の開催、3年振りとなる対面での行事等の開催が増加しつつあるように見受けています。国、県の考えに沿って経済活性化の軌道修正の動きを世の中に感じるようになりました。この先、オミクロン株の変異株の出現やインフルエンザの同時流行の危険性も予測されることから、皆さまには引き続き注意しながら過ごしていただきたいと思います。

ロシアの覇権主義的侵略が続いており、終結に導くための対ロシア経済制裁やそれに対するロシアのエネルギー、食料の輸出規制が世界の関連物価を引き上げています。さらに日本では、円安の影響で輸入物を中心に高騰が勢い付いているのに対し、肝心の賃金上昇が伴っていないため、国民生活にも生活苦や不安感が拡大している状況にあります。

参議院議員通常選挙が7月10日の投開票に向けて始まっておりますが、前述したとおり賃金は上がらず、物価だけが上がる悪いインフレの中、ウクライナ情勢を受けての防衛力強化とそれに伴う核の再認識問題や財源確保の方法論等、経済対策、安全保障戦略というの3つの問題を争点化した選挙となるようであります。1票の行使が大きな意味を持ちますので、投票率が上がるよう是非ともご協力をお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症拡大防止により、2年間中止していた避難訓練の実施についての議題もありますので、よろしくお願いいたします。