金蔵院(こんぞういん)
更新日:2025年5月9日
住所 | 〒374-0121 群馬県邑楽郡板倉町大字下五箇724-1 |
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電話番号 | 048-825-1778 |
創建 | 不詳 |
本尊 | 不動明王立像、弘法大師・興教大師座像、薬師如来坐像(日光・月光菩薩)、十二神 |
脇仏 | 将(鋳造物)、聖観音、歓喜天 |
宗派 | 真言宗豊山派 (本山 奈良県の長谷寺) |
金蔵院
創建は不祥ですが、法印(注釈1)快喜が享保元年(1716年)に中興し、文政4年(1821年)後は無住となり明治元年(1872年)、柳生の養性寺の兼務寺となるも、明治3年、利根川・渡良瀬川が増水し会の川の堤塘の崩壊による溢水のため、本堂・庫裏を流失。明治4年、仮本堂を再建、昭和47年に新築されました。
薬師如来の年代は不詳ですが、本尊の不動明王が元禄年間に寄進されたものであることを踏まえると、それ以前の作像と考えられます。十二神将は、明治期に当院の念仏講(注釈2)が寄進したものです。
なお、天明3年(1783年)「寺検地帳」によると埼玉県羽生市堤の延命寺の末寺でした。
(注釈1)
法印:僧位の最高位。「法印大和尚位(だいかしょうい)」の略。
(注釈2)
念仏講:念仏を唱え、極楽往生を期する同信者の集団。
周辺案内図
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問い合わせ先
教育委員会事務局 生涯学習係(中央公民館)
電話:0276-82-2435
ファックス:0276-82-2436