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板倉町

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筑波山神社(つくばさんじんじゃ)

更新日:2019年3月1日

住所〒374-0133 群馬県邑楽郡板倉町大字岩田2498
創建不詳
史跡・文化財筑波山古墳[町指定史跡]
出土遺物[町指定重要文化財]
祭礼・神事祭礼(1月14日に近い日曜日)
春祭(2月21日に近い日曜日)
秋祭(9月1日に近い日曜日)
  • 神明宮の画像

    神明宮

 筑波山古墳上に祭祀されており、伝承によると豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)の曾孫御諸別王(みもろわけのおう)を埋葬したとも、藤原小黒麿を埋葬したとも伝えられています。元々は神明宮(皇太神宮)と呼ばれ大明神として地元の信仰を得ていましたが、昭和8年12月に古墳丘上を社地拡張のため整地のおりに石室より武人の武具一式が出土し、再び埋葬したおりに耕地に災難をこうむることを恐れて霊峰筑波山神社を勧請(かんじょう)(注釈1)・合祀し、以後社名を筑波山神社と改称されました。

筑波山古墳 [町指定史跡]
 鍵穴のような形をした前方後円墳で、規模は後円部の径36.0メートル、高さ4.0メートル、前方部の最大幅は36.5メートル、高さ3.5メートルを測り、墳丘全長は53.5メートル、周掘を含めると70.8メートルになります。町内で最も前方後円墳の墳丘が分かる古墳です。築造時期は6世紀後半から7世紀前半と考えられます。

出土遺物 [町指定重要文化財]
 瑪瑙製勾玉、水晶製切子玉、金環、銀環、鉄刀、銀象嵌(ぞうがん)(注釈2)亀甲繁鳳凰文(注釈3)円頭把頭(えんとうつががしら)(注釈4)、銀象嵌鍔(つば)(注釈5)などが確認されています。

 (注釈1)
 勧請(かんじょう):神の分身・分霊を他の地に移してまつること。
(注釈2)
 象嵌(ぞうがん):工芸品の加飾法の一つ。地の素材を彫って、その部分に他の材料をはめこんで模様を表す技法。
(注釈3)
 亀甲繁鳳凰文:亀の甲羅と鳳凰を文様化したもの。
(注釈4)
 円頭把頭(えんとうつががしら):円頭太刀の把頭。丸みを帯びた形に作られた、刀の柄の頭の部分につける金具。
(注釈5)
 鍔(つば):刀剣の柄と刀身との境に挟んで、柄を握る手を防御するもの。

周辺案内図

(注釈)地図はドラッグ操作でスクロールします。

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