平成25年8月23日 「板倉ニュータウン太陽光発電所」竣工式典祝辞

ただ今御紹介いただきました板倉町長の栗原でございます。

昨日の夏の甲子園初出場で初優勝を飾った我が群馬の前橋育英高校快挙の話題沸騰中のきょう、各方面からお集まりいただきご苦労様でございます。

その様な中、本日は、「板倉ニュータウン太陽光発電所」の竣工、誠におめでとうございます。

さて、本日は過ごし易さを感じる空模様となっておりますが、今年の夏も記録的な猛暑が続いており、この地域も日本一熱い地域として定評を得つつあります。太陽光発電においては30度を超えると効率が落ちるとの見解もありますが、日照量においてはまさに最良といえる天候であり、このように盛大な竣工式、無事、「板倉ニュータウン太陽光発電所」が稼働されましたことは、地元自治体といたしましても大変喜ばしい限りでございます。

この度の計画を、私が初めてお聞きしたのは、昨年8月上旬と記憶しております。以降、スピーディーな対応のもと、1年というわずかな期間で稼働まで迎えられましたことは、大澤知事の的確なご即断、そして、関企業管理者をはじめとする企業局職員の皆様方と、施工に携わられた業者の方々の機敏な対応、さらには、本日ご参集の皆様のそれぞれのお立場でのご理解とご協力の賜物と存じ、深く敬服いたしております。

地元といたしましては、こうした多くの方々のご尽力により完成しました、この「板倉ニュータウン太陽光発電所」には、様々な面で大きな期待を抱いております。

ひとつには、深刻化する環境問題への取り組みとして、小さな一歩かもしれませんが、未来の地球環境保全のための一助となること。

ふたつめには、将来を担う子どもたちが、環境保全やエネルギーの大切さに気づき、理解する、貴重な「学び場」となること。

そしてもう一つ、地球環境に配慮したまちづくりを進める板倉町のシンボル的存在となり、当町のイメージアップへと繋がり、企業誘致や住宅地販売など板倉ニュータウン事業推進における強い追い風となることも期待しているところでございます。

今後、こうした期待にお応えいただけるよう、太陽光発電所の運転管理にあたりましては、地元自治体として出来る限りの協力をして参りたいと考えておりますので、本日ご参集の関係する皆様には、引き続き、当町の行政運営にご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

結びになりましたが、本発電所が幾久しく事故なく稼働されますことを祈念申し上げ合わせて本日ご参集の皆様のご健勝とご多幸を心よりご祈念申し上げまして、私のお祝いの言葉とさせていただきます。

本日は、誠におめでとうございます。 

平成25年8月23日