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板倉町

平成26年1月6日 新年訓示

更新日:2021年12月21日

新年おめでとうございます。暮れの仕事納め式にて、「今年の年末年始休暇はいつもより長く、交通事故ももちろんだが言うまでもなく酒飲み運転など絶対にしない様お願いしたい。更に元旦にはしっかり一年の計を立て1月6日までは健康に気を遣い、充分精神・肉体の休養を取り今年も町民の皆様の為に頑張るぞとの気持ちで登庁することを期待する。」と述べたが、一同の皆さんを見るとマスク姿はほんの2、3人であるし、しっかりとしたスーツ姿に気概を感じる良いスタートの日となったことにまずお礼を申し上げたい。かくいう私は皆にハッパをかけていながら暮れから今日まで初めての長い風邪にかかっており言行不一致に申し訳なく思う。生きものゆえ勘弁してほしい。

さて、国はアベノミクスの正念場、大企業・金融等は空前の好況の様だが末端の我々は物価の上昇は感じるが経済の好転は全く感じられない。加えて、四月導入の消費税、群馬の新税「緑の県民税」の導入など低所得層、あるいは弱者が直接打撃を被る可能性の高い状況が予測され、景気の中折れも心配されるところである。国民一人一人が声を大きく賃上げを始めとした改善に立ち向かう姿勢が必要かと思う。また、2度目の東京オリンピック誘致成功に歓喜した昨年であったが、被災地復興も含めた急激な建設関連資材・賃金の暴騰も大きく心配される訳で、すでにその兆候も出始めており狂乱化する恐れもあることから目を光らせていかねばならないと考える。つまり喜んでばかりいられないのである。

県においては富岡製糸場の世界遺産登録を筆頭に観光施策が優先されそうな気配である。当町においては予算固めに入っているが、庁舎建設、八間樋橋、国道354号、ニュータウン事業、生活道路等引き続き完成に向けて進めながら、更に厚生病院、1市2町ゴミ処理、3市5町広域水道、消防本部移転等、大型ハード事業も並行して推進中であり、少子化のなかでの子育て支援、児童福祉、保育、教育問題等、高齢福祉と共に取り組むべき問題が台頭してきている。厳しい財政事情の中一つ一つ確実に取り組んで行くことが重要である。

職員の皆さんには今年も「元気」「スピード」「正確」「親切」「説明責任」を念頭に頑張ってもらいたい。当町にとって素晴らしい一年となるよう、活躍を期待して年頭の訓示とする。

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