メニューにジャンプコンテンツにジャンプ
板倉町

トップページ > 行政情報 > 町長の部屋 > 町長の思うこと > 平成25年度 > 平成26年2月2日 板倉町賀詞交歓会 第二部挨拶

平成26年2月2日 板倉町賀詞交歓会 第二部挨拶

更新日:2021年12月21日

先程は栗原様には長時間、御講演を頂き有り難うございました。「世界の水問題に貢献」と題し、人類生存の原点、水に対して濾過膜を通しての海水淡水化を始め、応用分野も含めながらなお世界先端の水問題中心にお話を頂きました。まさに先生の技術が画期的に人類、世界各地各所に貢献されている内容に敬意を表するところであります。是非、これからも御健勝にて更なる御活躍をお祈り申し上げます。有り難うございました。

政権交代から一年、不況脱出を目的としたアベノミクスにより、国、金融主導から本来の民間主導による成長に移れるかどうか正念場と言われております。底辺の賃金所得が上昇し、本格的に経済のサイクルが循環するか、高齢化社会を睨んだ消費税導入の影響で、景気の中折れは最小限で済むのか、円安による輸出、輸入産業の明暗をどう手当てするのか等々、明るい兆しのなかでも不安材料も心配されている現状であります。本日御出席の各企業様におかれましても国の動向や、現状を睨みながら最大限の努力をされておられると思います。先々のご健闘をお祈り申し上げます。

町も、消費税駆け込み需要、オリンピック関連特需、被災地復興特需等、諸物価上昇、消費税導入に伴う便乗値上げを警戒しながら、特に現在推進中の庁舎建設、厚生病院改築、1市2町ゴミ処理、3市5町水道事業の整備、1市4町消防本部立て替え移転等のハード事業への影響を心配し始めており、単に五輪誘致を喜んでばかりいられない状況と認識しながら継続事業の国道354号、八間樋橋、企業・商業誘致、生活道路整備と引き続き完成年度に向け努力して参ります。

私、65歳昭和23年生まれでありますが、当時の当町出生者数567人という数字がございます。20年前に生まれたかた175人、今年生まれたかた85人ちょうど、これは20年前の半分、65年前の6.5分の1であり驚異的な数字であります。生産力、労働力、組織力、育児・教育力等あらゆる面で成長の為の構成力が減少し、マイナス現象が具体化してきています。伴って婚活、就活、子育支援、保育園・小学校、区の見直し、高齢化、独居、介護等、福祉全般ソフト的事業も現場との乖離が始まっており、日増しに早期の対応が求められるこの頃であります。

一年一年が行政にとってもいばらの年でありますが、今後とも全力で頑張りたいと思います。本日は、時間の範囲内で是非有効な場として御利用頂ければ幸いに存じます。地元舘野議員、他県議の皆様、笹川衆議院議員様他、官公署含めた多数の御来賓を始め、106団体正副会長様、65企業代表様、その他と大勢お集まり頂き有り難うございました。本年が皆様のご健勝にて幸多き年となりますよう、祈念申し上げご挨拶といたします。本年も宜しくお願いいたします。

このページに関する問い合わせ先

  • 総務課 秘書人事係
    電話:0276-82-1111(ダイヤルイン 82-6121)
    ファクス:0276-82-1300
  • お問い合せ