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板倉町

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加須・板倉利根川新橋建設促進協議会による埼玉県要望および知事表敬訪問について(令和4年10月19日)

更新日:2022年10月25日

10月19日午前8時10分に板倉町役場庁舎を出発、標題について埼玉県への4回目の陳情活動であります。新型コロナウイルス感染症の影響で同行者を加須市、板倉町ともに首長、議会議長、自治会(行政区長会)会長の3代表および事務局として関連担当課長が同行し、埼玉県県土整備部長、県議会議長への陳情活動、その後に大野埼玉県知事への表敬訪問という流れで意見交換を行わせていただく計画であります。埼玉県庁現地集合の約束で加須市、板倉町がそれぞれ出発したものであります。

埼玉県と群馬県に挟まれる利根川においては、群馬県側の板倉町から対岸へ渡る橋が全くありません。また旧北川辺町にある埼玉大橋と明和町にある昭和橋間の距離が最も空いており、群馬県内自治体の中では利根川に架かる橋が無いただひとつの町であります。橋の必要性については、旧北川辺町と板倉町では千年に一度と予想される大水災害で板倉町の5%の町土を除く両自治体のほぼ全部が水没するといわれています。そのような中で、人命を救うための命の橋を求めていること(水災害対応)、横断道(国道354号線、125号線、17号線、50号線)を結び埼玉県、群馬県、栃木県の3地域の経済活性化、ラムサール条約湿地域における交流拡大と自然遺産の共有、さらに国道4号線を補う首都圏避難道路の一つとしての確立のための首都圏そのものの安全性を高める構想の実現を目指した陳情であります。また、渡良瀬川架橋実現に向け、栃木市とも協議を行っているところであります。今回の陳情活動では、埼玉県県土整備部長から「願意を慎重に分析しながら、それぞれの抱えている財政要素および県民生活に関わる全ての面からの優先順位、コンセンサス等一つずつ踏まえた上で検討対応してまいりたい」と、埼玉県議会議長からも「地元選出の千葉、高橋両県議から一般質問等で既に数回取り上げていただいており、実情を伺うと応援すべきことと実感している。一緒に頑張りましょう」とのお言葉をいただきました。

次いで最後は、大野埼玉県知事に対する表敬訪問という形状で、知事応接室にてフリートークの時間を設けていただきました。年に一度のお願いを兼ねての表敬訪問であり、予定時刻より20分遅れての到着となってしまいましたが、多忙にも関わらず満面の笑顔で「ようこそ、一年ぶりですね。お待たせしました」と大野知事から先にお声掛けいただき、その温かいご対応の素晴らしさは我々板倉町の陳情者にとって感激そのものであり、4回目といえども変わらぬものでした。

埼玉県加須市の角田市長、次いで板倉町長の順にあいさつをさせていただき、丁寧なご対応に対する感謝の言葉、そして県土整備部長、県議会議長、両氏に本陳情を済ませた経緯を説明させていただいた後、大野知事からは両自治体に対してのねぎらいの言葉、さらに地元の難問に積極的に対応している私共両首長に対しても「一年に一度にしても、県庁にまで陳情に来ていただく重要さを有難く受け止めたい。調査活動、両県間の意見交換、そして県全体からみる財政的見地や優先度も含め、様々な見地からしっかり検討してまいりたい。この先も引き続き毎年、加須市と板倉町を代表する皆さんにお会いし、意見交換ができるよう、大変でしょうけれども本活動を続けて気運を盛り上げていただき、そして願意の実現が達成できるまでおいでいただけますよう本活動の発展に期待をし、埼玉県としても努力を続けることといたします」とのお言葉をいただき、このような県庁来訪者に対する知事の姿勢に心から感謝し、今年度の埼玉県陳情活動を終えました。本陳情活動のために事前の調整や準備をしていただいた加須新市長をはじめとする東第3区加須市選出の両県議様、加須市職員のかたがたにお礼を申し上げ帰途につきました。

板倉町関係者一同、大野知事の大きさに改めて感謝感激申し上げるところであります。

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