脚折雨乞行事の観覧
更新日:2021年12月6日
8月5日(日曜日)、脚折雨乞行事の観覧のため、埼玉県鶴ヶ島市に行ってきました。
脚折雨乞(すねおりあまごい)は埼玉県鶴ヶ島市に伝わる雨乞い行事で巨大な蛇体を作って町をねり歩き、雷電池(かんだちがいけ)へ導くことで降雨を祈願する祭りです。
特別観覧席を用意していただき、壮大な行事を堪能しました。
昨日、鶴ヶ島市から板倉の雷電神社の水をとりその水を使いました。
かつて鶴ヶ島市の雷電池には雷や雨をつかさどる大蛇が棲んでおり、ほとりの雷電社に祈れば必ず雨が降ると言われていました。しかし寛永年間の新田開発により池は狭くなり、大蛇が板倉の雷電神社の池に移ってしまったため、以後は雨乞いの効果がなくなってしまった。そこで板倉の雷電神社で降雨祈願をしてそこの池の水を持ち帰ったところ、たちまち空が曇りやがて雨が降ったという伝承です。
脚折雨乞行事1
脚折雨乞行事2