平成25年6月15日 ある行政メールに対する町長の返書
更新日:2021年7月9日
平成25年6月10日 ニュータウンT・K様から町政に対し幾分かの評価と支援を送るとのメール、有難く読ませていただきました。
御指摘のように、問題点の改善、解消に全力を投入いたしておりますが、充分と言えない状況かと思います。また、町民の皆様にとっては多岐多種の問題提起、考え方もあるのも事実かと思いますし、一日一日時代も流れており「解決できた、良かった」と思うとまた、次の課題が新しく生まれてまいります。問題点の多くが当然すぐ対応できれば他町に優る町、皆様の評価が上がり満足度が上がる町になれることは目に見えているのですが、常に最大の壁となるのがご承知の「財政が伴う」ということでありまして、「決して安くもない税を負担しているのだから、この位はこうして欲しい、ああして欲しい」との意見を聞く度に「正直申し訳ない、それは理想論ですよ」と心の中で反論せざるを得ない立場に情けなくなる時もありますが、「優先順位を真剣に考え一つ一つ進めてまいります。」という言葉や返答で理解いただいており、ありがたさを感じます。でもやれることは着実にやります。
我が町も例外ではなく、すでに過去とは全く違った右肩下がりの少子高齢化時代に突入しています。総人口も基本的には減りますが、元気で働く人口(納税者)が減少する中で要福祉人口の比率が高まります。
過去の右肩上がりの中でも理想論が達成されたのはほんの一部だと言われましたが、今後は更に厳しい時代に入ると学者、専門家は指摘しています。これを考えるとむなしい感じもしますが、我が町は多角的にみますとまだまだ良くなる要素が多いとの分析も片やあるのも事実ですので、サービス業、幸の牽引機関の本丸として役場職員の充実を図り自然と環境、近代化、調和のとれたまちづくりに更に全力を傾けたいと思います。近々、ニュータウンの皆様に良い贈り物が出来るかどうか、現在大型商談にも真正面から取り組んでいます。とりあえずは少し期待をしていただいても宜しいかと思います。(もしかして駄目の場合もありますが)
今後も町行政に対し、鋭い関心と深い御理解をお願いいたします。ありがとうございました。