平成29年8月28日 板倉町総合農業振興協議会主催青年農業者研修講演会の挨拶
更新日:2021年6月4日
8月の盛夏が予想をはずれて、曇雨天の続く40年振りの太陽を見ない年になりました。当町では、稲刈りのシーズンに入りますが、影響が心配です。また、抑制胡瓜の成長にマイナス影響があろうと思いますが、今後の天候次第というところでしょうか。管理の難しいところと思います。そんなせいか、露地野菜の高値がニュースになっていますが、野菜の高値と農家のふところ具合は決してイコールではないことも残念なことです。
地方創生、産業振興と言われて久しいですが、最も減少が激しいのは商業(個人小売店)で、次いで家内工業です。後継者難も含め、一部を除いて壊滅状況です。
農業については、縮小現象はあるものの、後継者も頑張っていただいており、法人化、規模拡大、内容の充実、雇用農業、新分野の挑戦等、頑張っていただいていると思っています。
総農振では、農業全般に各関係団体代表をもって構成し、農政の振興と課題の解決の為に、国、県と連携しながら、議論を深めています。今日は、意欲ある農業青年を中心とした皆様の勉強会と話し合いということで、担い手支援スペシャリスト 田村 善男 先生を迎えての講演会を計画しました。
また、冬場になりますが、先進地視察ということで計画しますので、多くの方に参加くださいますようお願いします。