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板倉町

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平成29年9月15日 第3回議会定例会閉会の挨拶

更新日:2021年6月4日

9月5日より11日間にわたって開会された9月定例議会、人事案件、報告案件、補正議案、決算議案を上程いたしましたが、原案通り全議案を御承認いただき誠にありがとうございました。決算議案については、数多い町民各位の要望を踏まえ、財政的観点からやむを得ず優先順位を付けながらも、決算書の通り事業展開させていただきました。御理解いただけたものと感謝申し上げます。また、初日に黒野議員から6名の署名を踏まえた動議の提出もございました。議長に対する6月議会の不信任案を僅差で可決された6名の方々の意向を元に、議長辞職勧告決議案の提出でございました。同じく可決の結果でありましたが、議会内の問題ですので、慣例か、議員必携にあります様な上位法が優先か、の判断については、最終的には議長本人、そして各議員1人1人の考え方が基本になると思いますので、推移を見守りながら、正しい情報のもと、町民の皆様の町議会に対する視点はどうかという面にも関心をもって見ていきたいと思っています。

一般質問につきましては、今回も針ヶ谷議員1人ということで、人数だけをみますと、この1年間を通して、低調といっても過言ではないと思う反面、無理して人数合わせをする必要もないと思いますので、意のある議員さんにはよろしくお願いいたします。針ヶ谷議員の「町の安全・安心対策」や「農政について」の質問も、当然重要な問題ですので、御指摘の点を参考にしながら取り組んでまいりたいと思います。

委員会事務調査におきましては、各委員さんの質疑1つ1つを再確認し、担当課として多方面に考慮を加えながら、慎重かつしっかりと対応するものと考えますので、私の方からも引き続き指導してまいりたいと思います。

合併問題ですが、現時点での協議会の議事内容については、上程された議案のうち1議案(保健事業)について異議を申し立て、継続審議といたし、他議案については、板倉町選出委員全員も含めた全会一致で賛成となっております。未上程議案に比較しますと、上程議案はまだほんの一部ですので、今後、回を重ねるごとに調整の難しい案件も多くなろうと思いますが、議会選出の協議会委員さんには、更なる真剣な議論をお願いいたします。

北朝鮮問題、今朝も2度目のICBM発射があり、この10日間で更に緊張度を増し、国連安保理も全会一致で強化制裁案を議決し、アメリカを軸とした圧力を強めていますが、当の北朝鮮は強く反発しており、更なる大陸間弾道弾の発射や、引き続きの核実験も行われる可能性も高まっていると言われております。1日1日の明け暮れに国民の多くが注視している現状と言えようかと思いますが、国の対応に期待する以外に手段はありませんので、見守りたいと思います。

台風15号の通過を受けての今議会の開会でしたが、明日、明後日にわたり、台風18号の直撃、本土縦断の心配が大きくなっています。毎年の18号台風については、過去5年間、毎年大きな災害を本土に残し、去っていった台風ということで、非常な警戒が必要との状況です。週末にかけて、どのような進路をたどるか、大きさ・強さはどうか、雨台風か、風台風か、両方か、心配もありますが、対応に全力をあげたいと思います。

9月12日、14日、2日間かけて今年も90歳卒寿者67名の訪問を行いました。最高齢者、男性103歳、女性108歳の方も含め、長寿社会を感じつつも、独居の方もおられ、先々一抹の不安も感じながらの2日間でした。

こうして、毎日毎日いろいろありながらも1日1日夕暮れの早さも感じる昨日、今日でございます。本日までの各議員さんの御協力に感謝申し上げながら、収穫、食欲、体育、文化、観光、芸術、読書、お祭りと、最も重要で内容の充実した秋の到来の中、体調に留意され、12月議会、あるいは、年末に向かって、ますますの御活躍をお祈り申し上げ、閉会の挨拶といたします。

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