平成30年3月29日 加須・板倉利根川新架橋建設促進協議会設立総会挨拶

先日の354バイパス開通式では大変お世話になりました。17回の陳情が実を結んだのは前北川辺町時代、現加須市さんの市長を始めとした当局、議会の協力の賜物と感謝申し上げます。

また、加須市さんにおいては市長改選の直前あるいは年度末ということで気ぜわしい中設営頂きありがとうございます。市長選については聞くところ無投票との前評判もある様でございますので、大橋市長の人柄、実績がスムーズに評価され、泡沫候補の出馬がないことと祈念しているところであります。 

本構想の発端は、当町として2本の大河に分断された地域にも関わらず、対岸に渡る為にはまず大きな横の移動を余儀なくされており、群馬県下35の自治体の中でこの様な大きなハンディを背負っているのは我が町だけであり、県境地ならではの差別に近いものを感じてきたところであります。時代が流れることにより、現在は渡良瀬遊水地の重要性や県は違えども隣接自治体交流の重要性、経済・生活・防災上の重要性などから県境地域の交通網整備については、当事者間はもちろん広域的にもその効果は大きいことは明白であります。10年前初当選の挨拶に大橋市長に伺った中で当方からの話題提供の前に市長さんより「同構想の重要性と具体化」に逆提案を頂き、当町としては大いに有り難く感謝申し上げると共に共通認識に立った上での推進の具体化に今日まで意見交換を重ねてきたものであります。 

首長同志折りに触れ、栃木市さんの足並みが揃うことを期待し約10年が経過した訳であり、ここ2～3年事務方の意見交換を行ってきましたが、まずは「利根架橋を」ということで、加須市・板倉町にて先行立ち上げに心から合意し本日に至ったものであります。今日は宜しくご協議頂き、本協議会の出発記念の日となります様お願い申し上げ挨拶といたします。