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板倉町

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平成30年1月4日 町長年頭における職員への訓辞

更新日:2021年6月4日

新年おめでとうございます。6日間の正月休暇も終わり、仕事始めに際して新年の抱負と健康管理を徹底され、充実した気力と希望を持って登庁されたと思いますので、明日からの新年度に向かっての仕事ぶりに期待をしたいと思います。

また、恒例の昇給辞令も20年勤続表彰も行わせて頂きましたが、お祝いを申し上げますと共に社会経済の上下に関係なく行われる定期昇給制度は全ての職業にあるわけではなく、町民の皆様からは羨ましがられるところもありますので是非昇給分は仕事で還していただきたいと思います。

また、今年から初めて人事評価を給料に反映させる制度が開始されました。0号俸から6号俸まで差のついた評価に基づき較差が付き始めましたのでご承知いただきたいと思います。

さて私ごと、正月元旦から200軒を越す新年の挨拶廻りを済ませましたが、町民の意見を直に聞く機会でもありますので就任以来9年間ずっと続けています。従って、正月三が日、1日も休みはありませんが、その中で有り難い職員へのお褒めの言葉をいただきました。苦情の対応やラジオ体操や各課における朝のミニ朝礼等、仕事に対するスピードや対応が素晴らしく良くなっている、板倉町役場の対応は他町に比較して非常に良いという内容が何件かあり、皆さんが褒められることは管理者である私にとって我が子が褒められる以上に嬉しかったということで、お叱りを受けて当然の世の中で有り難いと思うわけであり、今後もスマイル・スピード・スタディで対応いただき更に喜んで頂けるよう頑張ってください。

定期人事異動について申し上げます。皆さんの自己申告書を繰り返し読み返していますが「2,3年経ったので異動をお願いしたい」との要望が結構多いと感じています。よく考えて欲しいと思います。異動1年目は他の足手まとい、2年目で内容をようよう理解、3年目で自分のものとなり、4~5年で自立、要領をわきまえ自信をもって仕事が出来るようになり、後進の面倒(指導)が出来る。このことを考えれば最低5年は同一職場で働いてもらわなければ、いつも研修生では困るということであり、恩返しの意味も含めれば7年くらいで上申いただければと思います。

人事評価では先に述べたように今後は更に能力や成果、行政への貢献度、そしてボランティアの参加率、町主催の行事への参加率(講演会、体育祭、文化祭、スポーツフェスティバル、夏祭り、賀詞交歓会一部への参加、教養講座への参加等々)を重要な要素として評価していくことになるであろう、その意味からも全ての行政分野の司令塔的見地から積極的活躍を期待したいと思います。必然的に年功序列型から能力・貢献度重視型に全ての自治体が大きく舵を切ろうとしていることを頭に刻んでおいて欲しいと思います。

さて、町の課題はご承知のことと思いますが人口減少対策、財政の収入増対策、防災対策であります。このことを充分理解し、その為に全力で尚かつ自ら率先して取り組まなければならないのが職員の最大の使命であります。例えば職員であって他町で生活をすることは、理由はあるにしても税は他町に納め他町の人口増加に協力し、そして最も重大な災害発生時に町に居ない状況が想定されることから町民に不利益を与えるという重大な職員としての服務義務に問題が生じる他、前述したボランティア等(消防、町内組織活動、日常の町内情報収集、町民との顔の見える付き合い等)全ての面で在町の職員とのマイナス面を指摘される無視出来ない状況になりつつあることを認識頂きたいと思います。

このことも郡内首長共通の課題と認識し、抜本的・改革的な検討を開始しています。各職員一人一人が町の重要課題に照らし合わせ自らの行動が町民の司令塔的位置づけの職員として相応しいかどうか自問していただき、できる対処をしていただければと思います。また、課題改善の施策は課題協力職員に光が当たることは当然のことと理解頂くことになるであろうと予測しますし、いずれにしても各職員の個人の判断になろうと思います。

今年一年、新庁舎落成他、諸事業の展開は常々話しておりますので省きますが、町内最大のサービス業としてスマイル・スピード・スタディを念頭に町民からお褒めの言葉をいただけるよう、健康に気をつけながら頑張っていただくことをお願いし、当然私も全力で頑張ることをお約束し年頭の訓辞といたします。

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