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板倉町

令和元年9月5日 戦没者追悼式挨拶

更新日:2021年6月2日

本日は令和に入っての初めての板倉町戦没者追悼式を執り行いましたところ、遺族の皆様、山本知事様を始め、町内外各方面から多くのご来賓を迎え、また、後世へしっかりと伝えるこの意義を踏まえ、学校側の理解をいただき、例年通り中学2年生諸君の参加をいただいて盛大に開催できましたこと、心より感謝申し上げます。

争うことは人類のさがなのでしょうか。戦後74年もの年月が経過しても最も仲良くすべき近隣諸国との関係もご承知のとおりであります。日ロ、日朝、日中、日韓それぞれが大戦の処理を巡っての考え方の違いにより、いまだ重要な部分では大きく見解が分かれ争っています。

加えて各国共、軍備の増強こそ抑止力、その増大が戦争を無くすの理念の下、核開発や通常兵器の増強に力を入れています。見ようによっては、一触即発、破壊の応酬に近づいているともいわれます。

戦争の悲惨さ、残酷さ、気の遠くなるような年月を必要とする関係修復の難しさ等、しっかり国内外に伝えるためにも、引き続き過去の歴史を踏まえた本式典の重要性を町民全員で共有するとともに、後世に伝えるためのいわゆる「平和の祭典、不戦の象徴」として開催を続けていきたいと思いますので、今後のご協力を改めてお願いいたしまして、あいさつとします。

また、消防組合音楽隊の皆様には毎年ご協力いただきありがとうございました。

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