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板倉町

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令和2年3月19日 第1回議会定例会閉会の挨拶

更新日:2021年6月2日

令和2年第1回定例会閉会にあたり、御挨拶申し上げます。

9日から19日までの11日間、精力的に御審議いただき、22議案、原案どおり御承認いただき誠にありがとうございました。暖冬と言われておりましたが、例年より12日早く東京の開花宣言がなされました。例年ならば、社会も人も年度末、年度始めの入学入社転退出など各行事に合わせ、引っ越しや里帰り、レジャーや観光と一気に動きが活発化し、明るい、笑顔の春になるわけでありますが、今年は一変してしまいました。パンデミック、世界同時株安、経済システムの崩壊の心配、医療の限界、パニック現象の出現、一定期間の社会生活の崩壊等であります。特に東京や関西、北海道の遠い地域のことと、他人事のように思われていた新型コロナウイルス問題も、この1か月の間に全国、全世界に拡散いたしました上、邑楽郡内にも危険が迫ってきておりまして、まさに対応を強く意識しなければならない状況となっております。10名の陽性者、60名あまりの濃厚接触者、最悪の場合、相当の広がりの可能性も想定され、今までにも増しての注意を払わなければと思うところであり、連携を図りながら、情報収集、変化状況に即した対応を進めているところであります。

さて、2日目の一般質問では、森田議員からは新型コロナ対策、災害時の危険物対策、小学校再編に伴うスクールバス運行について、内容も分かりやすく、細部に渡って通告どおりのかみ合う答弁として、町民も理解しやすい質問であったと思います。

本間議員からは、3県境、平地観光を中心とした内容で我が町の立場からは充分理解できるものですが、文字どおり三自治体共同の施策執行ですので、我が町の考え方どおりには行かないと答弁させていただきました。雷電神社の修復等にも言及されましたが、他の文化財の中に優先するものがあることを理解いただいたと思っています。館林市の日本遺産の関連も、市観光課に頑張っていただき、果実である観光客を板倉町として活用計画をしていきたいと思います。

3人目の青木議員さんの質問についてでありますが、連続して4議会とも合併休止絡みの質問であり、当方からしますと、偏りのある性悪説に立った、一方的解釈、勝手な断定、事実誤認等入り混じった質問先も不適当な質問であり、加えて、自らの質問の説明は長々と述べ、強引に自らの思わく・筋書きに添った答えを導き出す、断定的、決め付け的質問と言わざるを得ません。一問一答方式の質問とは、答え引き出すため、できるだけ簡潔に小質問のやり取りをし、その中からかみ合った答えを求めるものです。事前通告はいつも大質問を1つか2つだけ、この形は青木氏だけでしょう。意図的に構成する小質問は全く通告せず隠しておき、本番で自分だけは準備万端、答える側には準備をさせない。まさに自らの持論を述べるだけの一人舞台の場を想定している、この手法はまさに「質問の体」をなしていないものと私は思っています。答えを引き出すために質問をするわけであり、むしろ相手にたっぷり時間を与える勇気、度量の広さ、そういう品位などないのでしょうか。議会議員の中で一番の年長者と思いますが、自分は好き放題時間を使っておいて、「まだ足らない」、「もう少し言わせろ」、相手側には「一言で答えろ」、「短く」、「簡単に」、「答えなくて良い」。今までも質問中によく出てくる、青木氏の「皆が知ってるワンフレーズの言葉」が、これも品がないことを如実に物語っています(余裕がないのか、常に優位に立っていたいのか、自分は好きなだけ言い、相手には制限する、言わせない、卑怯な方法と言えるのではないでしょうか。)。国会の野党の質問は言いたい放題である。首相に対し嘘つきの言葉を何回も言っている、それに比べてまだ自分の質問は程度が良いと言わんばかりの青木氏でしたが、国会の野党の質問は、当然答えを求める為の質問であり、答えろ答えろであります。それに対して、当事者の首相は答弁をおっくうがる、与党もまともに答えない。または同じ答弁内容の繰り返し、逃げて代わりに事務方に答弁させる、なくした、忘れた、記憶にないなど答えにならない答えをする。このことが世論、マスコミの批判の的なのではないですか。私の答弁姿勢は逆です。一つ一つ答えたい、適切な時に答えさせてくれと言っているが、要らないと言うのは、質問している青木氏の方であり、国と逆です。青木氏の質問は、質問の名を借りて理解できない性悪説を述べるだけで、答えは短く、時には「一言で」などと自分本位、利己的、答えまでも自分の思いどおりにしたいのか、勝手に書いた作文の発表の場になっていることを本人だけ気づかないのでしょう。もしかしたら、こんな理屈は百も承知の上、一般質問の場も、議会だよりも同様に性悪説の流布に利用する場としているだけ、と関心ある町民さんの指摘もありますが、うなづける気もいたします。目一杯自分だけ述べて、答弁をしたいと言うと、要らないと言う。公の場の私物化と言わざるを得ませんし、フェアでないと言うことです。また「答弁はこの次で良い。次の議会で良い」というのが、典型的な独りよがりの発表の場と言わざるを得ないわけであります。

質問の品位について、なぜか自ら関係のない例をあげて「私は、目上にも、目下にも、さん付けで呼んでいる」と言っていましたが、誰にでも「さん付けで呼ぶ」から品があるとの自己評価の様ですが、あるなしの評価基準にはならず、気味が悪いときもある思います。品位とは、行動で相手を尊重し、言いたいことを充分言わせ、周りの意見は充分に聞き、互角に扱うこと。自分の主張はしっかりと述べることは当然のことと踏まえて、自分に対する評価は周りの言うことを聞きながら、無礼な言葉を使用しないこと。品位がないとは、限度を超え、議員その他の関係者の正常な感情を反発する言葉をいうものと議員必携に書いてあります。

また貴方の付ける議会だよりの見出しは、この一年、発行するたびに広報委員、正副議長の全員が一致して表現がきつい、不穏当との評価、毎回そうではないですか。広報委員長、発行責任者が毎回当人に要請に行くこと自体もそれを表しています。指摘されても著作権を盾に直さないようですが、問題なら訴訟でも起こせと言わんばかり、このことも、品位うんぬんにつながるのではないでしょうか、常識がありその上に法があるものと思います。よく少数ですが、「法が法が」と言う人がおりますが、法を盾に裁判など、よほどのことの時の最後の手段であります。私の合併協挨拶や、発言の随所に民主主義者とは思えない発言があるがいかがかとの指摘がありましたが、正々堂々、議会だより、協議会だよりに載ることはおろか,記者会見や民衆の前で堂々と述べており、言論の自由の中で、法の批判をしようが何を言おうが、何の問題もありません。しかし、法を守ることについては、自分の考えは別として、法に添って常々の行動をしているつもりです。このことをご都合主義と青木氏は言われましたが当たりません。決定協議会運営でも、22人中20人が認める事実であります。貴男こそが御都合主義ではないですか。何より、自らの持論を全体の場でも述べ、議論の終結に賛成し、2/3を超える圧倒的多数で決定されたことを、いつまでたっても幹事会の特定の一員の責任とし、法的にはぶつける相手が違うことを承知で、不満をぶつけ、確か休止の結果は認めないと今でも言っているのは、悲しいが青木氏だけでありますし、通用しません。自らが民主主義遵法者を主張していながら、決まったことに対しいつまでも自論を繰り返していることこそ、まあ言論の自由の民主主義国家だからこそ許されているのでありましょうが、民主主義否定論者そのものではありませんか。法定協も万能ではない、法に添っての委員構成にも疑問がある、協議の仕方も問題点はある、合併協に丸投げは不賛成、これを言うことはまさに言論の自由であり、権利であります。例えれば殺人罪に対して賛否の論評を加えることができるのも民主社会であればこそであります。法に対してものを言うことが問題だ、官尊民否につながる等、民主主義をさも尊重していると言いながらのメチャメチャな持論は、自己中心的、排他的で自由言論抑圧論者を証明しているものと言えます。“質問は簡潔に、答弁は丁寧に、事実に基づいて、町民のために”これは議員必携にある言葉です。町長が嘘つきと断定されましたので、それはそのまま貴方に返します、とそして青木氏にだけは言われたくないとも言いましたが、非民主的なのはどちらでしょうか。ちなみに青木氏の質問は約40分強、丸山・中里・栗原は3人合わせ、まだまだ足らないという青木氏の質問要求を議長に制していただいて発言しても合計20分程度。それでもまだ足りないと言う。要領を考えてください。1人でしゃべっていたいのなら、別の場所でお願いしたいと思います。何を言っても事実は一つであります。録音にありますが、8者会議内容の青木氏の発言も事実ではありません。何も証明がないことを盾にさも自分が正当だと言っていましたが、会議に臨んだ7人の発言も事実ですし、7人それぞれが証明してくれるでしょう。事実でないことを自分に都合良く断定して話すのを、世間では嘘というのではないですか。もっと正確に事実がわかるように1問1答方式でやりましょう。貴男の方式は、総括質問1答方式です。時間もハーフアンドハーフをいただいてフェアに町民のためにということです。フェアの精神を紹介します。

荒井議員については、2020総合計画についての具体的実施方法や、台風19号についての平時からの防災意識向上と各家庭及び個人の避難計画、防災リーダー活用と避難所運営の具現化等、今後に重要な提起をいただきました。一般質問の内容や各委員会においての質疑等、今後に参考にさせていただきます。ありがとうございました。

海外客減少はもちろん、卒業式も、入退団式も、花見も、会食も、スポーツ大会も、墓参り、お葬式まで影響が出ていると言われ、特定の業界はもちろん、経済全体が不能になりそうです。しかし、現状では拡散防止策の解禁はできず、いつまでこの状態が続くのか、と社会全体に影響が及んでいます。3月31日に計画されている聖火リレーについても、つつじが岡公園での出発セレモニーは中止と決定し、応援は自粛と、日一日動きが厳しくなっています。4月に入っての在り方等もまだ検討していませんが、群馬県内、特に邑楽館林管内においては、対応が厳しくなりそうなウイルス進行状況とも思いますので、この先、議員各位にも充分体調に御留意の上、御活躍くださいますよう祈念申し上げ、例年ですと、新年度予算成立ということで、執行部主催の会費制懇親会で更なる意見交換も予定されたわけですが、あしからず中止ということで、よろしくお願いします。大変ありがとうございました。

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