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板倉町

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令和2年6月9日 第2回議会定例会開会の挨拶

更新日:2020年6月19日

おはようございます。

令和2年第2回定例議会を招集いたしましたが、全員の出席をいただきましてお礼を申し上げます。

思い返しますと、昨年5月1日の改元により令和になり、はや1年が過ぎたわけでありますが、令和には平穏和やかな時代であれとの願いもあるわけですが、残念ながら、むなしく、ここ半年、日本国内はもちろん、世界中歴史上の大病災害に見舞われております。我が国の新型コロナウイルス問題も4月から5月にピークを迎え、幸い、現在は非常事態宣言解除のもと、北九州市を除いて、小康状態の中、空前の打撃を受けた経済や生活様式に対し、改善を加えながら全力を挙げての復興復元施策を展開中であります。具体的には3密環境に最大の配慮をした上での自粛解除、宣言解除となり、完全撲滅ではなく、特効薬・ワクチンの誕生までは、共存しながら経済を回す手法に切り替わったと言えます。

しかし、それであるからこそ完全復活には程遠く、経済に与える(プラス)影響は5割程度と言われており、経済を回すための解禁条件が3密環境配慮と一体である限り、その効果は限定的との評もあるところです。

そのような中、特別定額給付金(14億4千万円)の配分も執行率90%超くらいであり、持続化給付金も不人気ながら、徐々に浸透し始めており、5月の全員協議会で協議いただいた生活支援給付金等19項目(1億1千万円)をパッケージとして、取り組みを開始いたしております。

学校再開も宣言されましたが、幼保、小中学生及び関係職員にも6月1日から3か月ぶりの登校再開に合わせて、2回目の1人当たり5枚のマスク提供も添えながら、隔日登校から始まっています。また、スタディサプリを利用した学習支援も開始しています。

一方で、町関係の行事、会議等については8月いっぱい、板倉まつりも含めて中止になっています。例えば、ポンプ操法、6月から8月の町バス利用の学校関連や各種団体のスポーツ文化関連参加、研修、慰安、交流会、そして近隣各町のイベント、夏祭り、花火、他県への研修等、特定の団体では初冬の行事まで中止のところもあります。一定の中期的計画、下準備が必要なイベントは、早期の決断の中止対応となったようであります。

東京において、宣言解除レベル引き下げ後数日で東京アラート発令となったように、再発生をにらみながらの自粛解除、経済の再生、新生活様式の普及等、難しい政策展開を今後も対応していくことになると思います。

参考として、この時期、例年ですと町長交際費での夜の懇親会、総会、研修会、出張等、4月と5月、2か月を通して30回くらいあったところですが、100%中止になり、平日勤務中での会議等は特定の会議2,3を除いて、ほとんど書面議決等の代替法にて済ませたところであり、ほぼ9割の集まりを避けてのことでした。総会役員改選がちょうどこの3月、4月にて書面で行われた団体がほとんどであり、もちろん新旧役員さんに対しての送迎セレモニーも行えずに今日まで来ているのも、改暦以来初めての出来事であります。

このような状況下でも、板倉の田植え状況は順調に進んでおり、麦類の刈り取り、そして植え付けと終盤の忙しさの中にあるようです。

野菜関係は前年比良、花は並、畜産豚は良、牛肉は不良とさまざまな内容と伺っています。商工業も一部を除いて、大きなマイナスの影響を受けながら頑張っていただいていますし、全ての皆様に新型コロナウイルスの影響が今後も続くことを前提にしながらも、延期になったオリンピックも来年は幸運に恵まれ、開催できますよう一丸となって頑張っていければと思います。

今議会では、同意第1号から議案第33号まで上程させていただきましたが、それぞれ同意、報告、承認、議案として審議いただきますが、よろしくお願いいたします。

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