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板倉町

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令和2年11月17日 初登庁時管理職以上に対する訓辞

更新日:2020年11月18日

コロナで大変な中、4期目の登庁式を行っていただき感謝します。職員の年齢と私の年齢がさらに広がっていくので、職員の若いパワーを活用したいと思います。一色で10年、15年続くということは、「マンネリ化」「新陳代謝」「緊張感」「果敢に挑戦する力」「刷新」等の心得を職員と共有することが必要になると思っています。

引き続き、私を始め副町長、教育長も3割、2割の給与カットを継続します。「指導者は自らを厳しい立場に置き率先して汗を流す」姿勢を表す象徴としての行動です。管理職は、率先して課員の手本となるような姿勢を見せるよう努力をしていただければと思います。

今年、台風の本土上陸が1個もなかったことは、県内でも最も低地、しかも避難所が圧倒的に足らない我が町として備えがまだまだの状況であり、その面ではありがたい年でありました。しかし、代わって昨年12月頃から、新しいコロナウイルス災害に見舞われ、日本はおろか世界中が未曾有の経済封鎖に繋がるウイルス拡散防止策での対応を余儀なくされました。外出、営業、会合、集団活動の自粛、学校全休、企業休業等、自由圏での戒厳令発令を思わせる経済まひ状況を経験し、現在GoToキャンペーンの推進はあっても、まだまだ経済不活性の状況が続いています。

予定された東京オリンピックまでもが延期になったちょうどその時期に準備期間が重なった今回の町長選挙、このコロナウイルス感染状況が影響したのか、それとも町長職が魅力を無くしたのか、政治無関心が大きくなったのか、それとも私にとってありがたいことだが、何とか過去の町政に及第点をいただき、もう一期頑張れとの消極的なイメージだったのか、いずれにしても結果的には無投票当選させていただきました。

「有言実行」「公正公平」「全力投球」「町民の利益第一」の変わらぬ姿勢で引き続き頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、過去12年間就任してからやれるものはハード、ソフト全て対応してきたつもりですが、前政権から引き継いだ、板倉東洋大前駅南開発や住宅販売は12年間最も力を入れてきたにもかかわらず、結果がなかなか出せていないのも事実です。

企業誘致については、ほぼ完売しており、次の立地場所の検討に入っています。八間樋橋、国道354号バイパス開通、下五箇・飯野防災施設、小中学校エアコン整備、トイレ洋式化、防災ラジオ導入、役場庁舎新築、小学校統合、スクールバス導入、学校給食の無料化等、大事業も町民皆様のご理解とご協力で実現できましたが、未経験なコロナ対策(新しい生活スタイルや秩序への対応)や、万が一に備えた水害対応と広域避難・自力避難の具体化、東洋大学撤退問題への対応、南・北小学校、資源化センターの再利用、利根渡良瀬架橋建設促進、中央通り線の北伸、循環福祉バスの検討等、次々に新しい課題も生まれています。

サービス水準を維持し、更なる分野の福祉の充実を念頭に無駄を省きながらの合理的政策運営を更に進めてまいりますので、今まで以上に町民皆様と協力、協調の姿勢で頑張りたいと思います。「庁舎も良くなったが、職員の対応も素晴らしくなった。町民として、気持ちが良い」との評価をあちこちで聞くようになりました。「お世辞でなくて本当だよ」と言ってくれるかたがいっぱいいます。気遣い、心遣い一つで更に私たち職員に対する評価は上がります。一緒に頑張りましょう。

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