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板倉町

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令和2年12月14日 第4回議会定例会閉会の挨拶

更新日:2020年12月18日

12月議会、実質本日まで入れて4日間でした。人事案件2件を含め当初議案全てを原案どおり可決いただきました。鈴木前教育長には、7年10か月にわたって、町教育行政の先頭に立ち頑張っていただきました。江田監査委員にも同じくお骨折りいただきましたので、既に代表してねぎらいの言葉と感謝状を贈らせていただきました。皆様にお世話になった旨預かりましたので、ご報告をいたします。赤坂新教育長は、12月21日付け、舘野監査委員は、12月8日付けにての辞令となっています。それぞれ頑張っていただけると思っていますので、よろしくお願いいたします。

一般質問では、森田議員には、大質問2つ、それぞれが小質問を5問、7問の計12問通告いただいておりましたが、主に4選を踏まえて、これからの町政についてということであり、今後の町の中心的、重要内容でありましたので、慎重に誤解のない答弁をさせていただいた関係上、小質問12問中、3、4問で持ち時間切れとなり、質問者としての計画が半分以上不完全燃焼となってしまったことに申し訳なく思います。答弁範囲の大きい、特に関心の高い質問の答弁は、一定の時間をいただきたいことから、やむを得ないと思っています。残りの質問は、次回に優先して挙げていただきたいと思います。

針ケ谷議員については、町の総合計画の中から産業振興、主に農業分野に対する質問でした。いずれも現農業の問題点、解決策、支援、方向性を問うもので、ご指摘のように、効果の面で成果が出にくいもの、直結しにくいもの、当事者の意欲に左右されるもの、取り組みにくいもの等に分類されるものもありますので、更にマッチングが適切になるよう、担当として指導強化を考えさせたいと思います。また、職業的に以前と比較すると多彩な制度や補助的システムが用意されており、全体的に手厚い保護下におかれているとも思えるところがありますので、補助、保護に頼ることは自己責任を感じない経営体質になる可能性もあるということも、私個人的には心配する面もあります。

小林議員については、当町の橋梁等の長寿命化、台風時の路面冠水、通学路の安全についての質問をいただきました。県内でも町の立地上最も橋梁の多い町(他町の倍以上)、国庫補助があるにせよ多くの予算が必要であり、同じく路面冠水にしても立地上の面から見ても他市町より多い実態を考えれば、予算の範囲でできるだけの対応ということにならざるを得ません。通学路については、子どもを取り巻く危険環境を取り除くことは当然ではありますが、自己防衛力、危険回避能力の育成を同時に図ることも必要であり、二面対応でいくということであります。

最終日、追加議案について可決いただきましたが、それぞれが自治体であり、二元代表制であり、合議体であり、民主主義団体であり、法治団体である以上、共同事業において、意見の違い、考え方の違いがあるのは当然のことと考えています。そのためにルールを作り、決定の手順や主権者の町民の意向の尊重を踏まえて話し合い、民主的手法で決定をし、実施行動に移すという手順を持っています。しかし、それらの共通認識に照らしても、時にはどちらも自らの主張が正しい、間違いではないとの対立もあることは事実であります。これらの手順を踏み真剣に話し合いを重ねても前進が図れないことに今回が当てはまると判断したことから、法定の委員会に民主的、平和的、合理的手段として持ち込むものであります。可決いただき感謝いたしながら、これからは、議会も当事者の仲間入りをしていただいたとも解釈できますので、都度報告し、対応を共に審議いただきながら、両町のより良い終結の方向性へ進むことを期待したいと思います。

いよいよ、今年も残りわずかとなりました。コロナ禍も厳しい状況に進んでおり、病院の状況も暮れから新年にかけて心配されます。お互い体調に十分注意をいたしながら職責を果たしていかなければなりません。年越しが元気でできますよう祈念申し上げ挨拶といたします。

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