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板倉町

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令和3年2月2日 第1回議会臨時会開会の挨拶

更新日:2021年2月3日

おはようございます。令和3年第1回議会臨時会を開催させていただきました。お世話になります。

新年の1月もあっという間に過ぎましたが、コロナの影響でほとんどの行事が中止される中で、既に出されていた東京圏、近畿圏を中心とした非常事態宣言の効果をめぐり、菅首相が約束した2月7日までの完全収束が不履行に終わる可能性が確実になったことから、更に継続か否かの検討が政府と専門家会議間でなされており、近々延長やその幅も含めて決定される状況と見受けております。

ここ3~4か月、医療有識者、各医師会長、専門家会議の結論が、この先こうあるべきと出されてマスコミを通じて全国に流れる中で、GoToトラベルを推進し続けたことやその他の政府の対応が経済政策優先と捉えられたことが原因で大流行になってしまったと思われることや、1年を経過した中での経験が生かされず、医師、看護師、ベッド数不足、検診体制見直し等、各医療関係施策が指摘されつつ崩壊状態に至っていることから、国民の不満は当然、「政府の無策無能」が原因として、内閣、与党にその批判が向いているところであります。

「対応がピンボケしている」「遅きに失している」「人命より経済優先」「コロナも人災対応ミス」等々、自粛を求められ協力しながらの苦しい国民感情に対し、最悪の与党議員の言葉の害、模範が見せられないクラブ通いや隠れ宴会などの行動の害、そして、時が重なっての元法相の選挙買収劇、農相経験者の相次ぐ贈収賄疑惑等々、そして、これら一連の事案に対しての批判、追求、説明、結果責任への指導のあり方に対する政府与党の消極的姿勢に対する不満の表れは当然と言えましょう。

更にオリンピックへの先行不安、ワクチン接種が50か国以上既に始まっている中での医療先進国的国民感情の崩壊等、未経験な国民感情不安定状況と言えましょうし、政治的危機にも波及している状態かもしれません。

このような全国的な状況の中、コロナ鎮圧の切り札と言われる具体的対応が3月からの接種開始に向けて始まっており、並行して、町内ではコロナ関連補正予算の具体化に全力を挙げているところであります。また、例年通り行政・人事・総合的予算ヒアリングを大筋で終了しつつ最終チェックに入っているところであります。

ワクチン接種については、クーポン券関係、会場選定、個人医接種か集団か、医師および看護師確保、対象者の整理、接種の具体的手順、接種後の健康管理、再接種の関係、薬品管理、1市5町の共同部分検討等広域検討会議、全体一連の必要人員、経費の検討等を消化しながら、保健所を交えて開始に向けて一歩ずつ進めています。

本会は、国のコロナ対策関連の契約議案および条例改正議案でございます。よろしくご協議いただいて全議案議決いただきますようお願い申し上げます。

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