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板倉町

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元同僚で先輩にあたる前千代田町長の訃報について(令和4年9月6日)

更新日:2022年9月15日

私は14年前に初当選し、板倉町長へ就任すると同時に郡内各首長で構成する邑楽郡町長会の会員となり、郡内の先輩首長とのお付き合いが始まって久しいわけであります。邑楽郡町長会は、5人の町長で構成されており、板倉町、明和町、千代田町、大泉町、邑楽町の順に幹事町となって1か月から2か月に1回の緩やかなペースで定例的に開催されています。各町共通の協議事項や一部事務組合に関すること、県との連絡調整事項、その他各町独自の行事・イベント等に係る意見交換や、諸問題に対する各町としての対処の違い等について話し合える貴重な場であります。また、会議後に開催される会費制の懇親会は、日頃張り詰めた緊張感の中で執務をしている同じ立場の者として、本心をさらけ出し、楽しさ、苦しさ、辛さ、反省点、国・県の選挙や近隣自治体の首長・議会議員の選挙話など、町長としての意気込みや心得などを共感し合える有意義な場となっており、硬軟両立の会議体であります。

ここ2~3年は新型コロナの影響により中止されていますが、その年々に5人の首長で調整し合い、2泊3日の先進地視察を兼ねた研修旅行も行われ、俗にいう裸の付き合いを通してお互いを高め合い、町長職としての共通理解を確認し合ったり、それぞれのプライベートについて話したり、日々の激務をこなすための英気を養う場であり、ストレス発散の場としての会議体でもあります。

私が町長に就任してからの14年の間に、大泉町長は長谷川氏・齋藤氏から村山氏へ、千代田町長は大谷氏から高橋氏へ、明和町長は恩田氏から冨塚氏へそれぞれ交代しており、邑楽町長と板倉町の私は継続で現在の町長会が構成されています。それぞれ4年に1度の改選や、体調不良による引退などでメンバーが入れ代わりながら現在に至っています。前千代田町長においては、数年前に町長を引退され、その後持病と向き合いつつもご家族と共に余生を楽しみながらお過ごしのことと察していたところですが、いつかは来る別れが急に訪れたことに人生を感じております。限りある我が人生の中でのありがたい出会いに恵まれたことに感謝いたします。そして前千代田町長、故大谷直之氏の当時のご活躍に改めて感心させられております。5人一緒の旅先で「ジョイフル本田誘致成功」の一報が入った時の大谷氏の笑顔が今でも目に浮かびます。

多面にわたってのご交宜に心より感謝し、お別れの言葉といたします。

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