成人用肺炎球菌予防接種費用の助成について
更新日:2024年4月12日
肺炎球菌による肺炎は、成人の肺炎の25パーセントから40パーセントを占め、特に高齢者での重症化が問題になっています。肺炎球菌ワクチンは、約90種類ある肺炎球菌のうち、頻度の高い23種類の肺炎球菌について予防するもので、すべての肺炎を予防するものではありません。
費用助成制度は2種類あります
成人用肺炎球菌ワクチン予防接種の費用助成制度は「定期の予防接種」と「任意の予防接種」の2種類があります。接種を希望されるかたは、下の表の対象者欄をご覧になり、該当する制度をご利用ください。なお、両制度とも予防接種を受ける法律上の義務はありません。
定期の予防接種 (予防接種法に基づき実施される予防接種) |
任意の予防接種 (予防接種法に基づかない予防接種) |
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対象者 |
町に住民登録がある次の(1)または(2)に該当するかた(ただし、過去に肺炎球菌ワクチンを接種されたかたを除く) (2)60歳以上65歳未満のかたで次のいずれかに該当するかた
接種をご希望される場合、保健センターへご連絡ください。予診票等を発行します。 |
町に住民登録がある満65歳以上のかた (ただし、過去に町の費用助成を受けて肺炎球菌ワクチンを接種されたかた、または過去5年以内に同ワクチンを接種されたかたを除く) |
接種費用 | 自己負担金 2,000円 (契約医療機関以外で接種する場合、上記金額を超える場合があります) |
全額自己負担にて接種後申請いただくと、後日振り込みにて2,000円助成します。(町独自の助成制度です) |
助成回数 | いずれか1回 | |
接種場所 | 契約医療機関 契約医療機関以外で接種をご希望されるかたは、事前に手続が必要となりますので、保健センターにご相談ください。 |
医療機関(指定はありません) |
接種方法 |
接種を希望されるかたは、医療機関に予約のうえ接種をしてください。 【持ち物】
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接種を希望するかたは、医療機関に予約のうえ接種をしてください。 【持ち物】
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昭和34年3月以前生まれで、66歳の誕生日を迎えていないかた
66歳の誕生日前日まで定期接種の対象となります。接種を希望する場合は新しい予診票を送付しますので、保健センターにご連絡ください。
予防接種の特例の終了について
65歳を超えるかたを対象とした特例(経過措置)については、令和6年3月31日で終了しました。
予防接種を受ける際の注意
予防接種を受けることが適当でないかた
- 明らかに発熱をていしているかた
- 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかなかた
- 過去に肺炎球菌の予防接種を受けて、アナフィラキシーショックをていしたことが明らかなかた
- その他、医師が予防接種を受けない方がいいと判断したかた
予防接種を受けるときに、医師に相談する必要のあるかた
- 心臓、腎臓、肝臓、血液その他慢性の病気で治療を受けているかた
- 過去に予防接種を受けて、2日以内に発熱、じんましんなどのアレルギーと思われる症状がみられたかた
- 今までにけいれんを起こしたことがあるかた
- 今までに免疫不全の診断がなされているかたおよび近親者に先天性免疫不全の人がいるかた
- 肺炎球菌ワクチンの成分に対してアレルギーをていするおそれのあるかた
予防接種を受けた後の注意
- 予防接種を受けた後30分間は、急な副反応が起こることがあります。その間、医師とすぐに連絡が取れるようにしてください。
- 予防接種の副反応の多くは、24時間以内に出現しますので、この間は体調に十分に注意してください。副反応と思われる症状が起こった場合は、医師による診察を受けてください。
- 入浴は差し支えありませんが、注射した部位をこすらないでください。
- 接種当日はいつもどおりの生活で構いませんが、激しい運動や深酒は避けましょう。