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板倉町

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一峯神社(いちみねじんじゃ)

更新日:2019年3月1日

住所〒374-0111 群馬県邑楽郡板倉町大字海老瀬885
創建天平宝宇8年(764)3月28日
文化財社叢(しゃそう)[町指定天然記念物]
一峯貝塚[町指定史跡]
祭礼・神事梵天立て・耕地役員改選(2月第1日曜日)
夏祭・二百十日[嵐除](8月最終日曜日)
  • 一峯神社の画像

    一峯神社

 天平宝宇8年(764)3月28日、日光開山の勝道上人が二荒権現を勧請(かんじょう)(注釈1)し峯權現社(みねごんげんしゃ)としたとされています。その後、この地の領主であった藤原魚名(ふじわらのうおな)により藤原氏の祖先神である天津児屋根命(あめのこやねのみこと)が奉斎(ほうさい)(注釈2)され一峯神社と改称されました。弘仁5年(814)には弘法大師が勝道上人の遺跡地を巡錫(じゅんしゃく)(注釈3)の折この地を訪ね真言道場を設けたとされ、現在も弘法大師と伝えられる石仏塔があります。天慶年中(946)には藤原秀郷が当地に道城(注釈4)を築いて将門調伏の祈願を行ったとされています。

社叢(しゃそう) [町指定天然記念物] 
 当初は植栽されたものですが社寺林として長い間伐採が行われず、遷移によって地域に適した本来の自然植生に発達しました。平地林として一地域に照葉樹林が集中して生有しており、里山の少ない町内における貴重な林を形成しています。神社の西側には北関東としては極めて珍しいリュウキュウチクが群生しています。また、林の木の実も豊富なため、多くの野鳥も見られます。

一峯貝塚 [町指定史跡]
 海老瀬(藤岡)台地の先端部分(標高22メートル)に位置する、径が1~2メートルの地点貝塚です。主となるヤマトシジミの他にハイガイなどの貝類や、縄文時代早期(茅山式)の土器が見つかっています。縄文海進時のもので、当時、海が近くまできていたことが考えられます。

(注釈1)
 勧請(かんじょう):神の分身・分霊を他の地に移してまつること。
(注釈2)
 奉斎(ほうさい):神仏などを慎んでまつること。
(注釈3)
 巡錫(じゅんしゃく):僧侶が各地をめぐり、教えを説くこと。
(注釈4)
 道城:仏語で「修行する所」、転じて山岳信仰の修行の場をいう。

周辺案内図

(注釈)地図はドラッグ操作でスクロールします。

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