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板倉町

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平成25年9月20日 9月議会閉会挨拶

更新日:2021年12月15日

大変お疲れ様でした。9月10日より11日間にわたって開会され6件の人事案件を含む19議案原案通り可決いただきありがとうございました。決算認定につきましては町監査委員さんの決算監査報告、意見書の添付を踏まえましての認定議案であり、常任委員会決算事務調査を通して各議員さんにご審議頂きました。

一般質問では6名の議員さんから、それぞれ教育現場での多面にわたる安全安心対策、少子化の中での幼保小中連携の可能性、子育て支援(学童、病後児、時間外等)、保育園の今後の方向性と小学校の統廃合問題、道路整備、庁舎建設について、そして、防災応急対策や市街化区域及び調整区域の現況と利用計画について等、議論をさせて頂きました。安全安心対策はあくまで対策であり完全には程遠いし、限度が難しい、自ら守る、危険を避ける教育が必要であると思いました。幼保小中連携はそれぞれの独自性を保ちながら連携を深める方向性は一致、手段の検討に入らせたい。町立保育園、小学校についてはスピーディな少子化対策の検討と具体的立案の必要性で認識の共有は一致しているものと考えます。

また、道路整備や防災対策においてはさまざまな意見があり、よりよい方向性で検討を加えたいと思いますし、また、庁舎建設については進捗状況に応じて議会と相談をしながら進めてまいりたいと思っています。市街化区域及び調整区域の見直しも含め、南北地区の過疎化が進む大きな要因となっているのは想像できますが、過去のそして今でも進行中のニュータウン事業に関する大規模な農転が新たな市街化形成に大きなネックとなっており苦渋の状況が続いておりますので、これの完成に全力を挙げています。

また、議会基本条例を定め、改革に向けて方向性が出される中で基本となるべきは「議論に必要な充分な資料提出」と「適切な対応時間」、加えて「わかり易い行政用語や説明」であるという青木議員のご指摘はごもっともであり今後一層意を注ぎながら対応させたいと思います。その他、本日の決算質疑を通しましての課題もありますのでそれらを含めて更に改善を加えてまいりたいと思います。

台風17号に付きましては本土直撃、伊勢崎から太田間を勢力維持したまま通過した様でございます。今回こそは危ないかと思いましたが台風の目に入ったのかどうか呆気に取られるほど静かでありまして、午前9時から役場に詰め午前10時前には対策本部を立ち上げましたが結果的には倒木や道路の水没もなくほとんど被害は皆無の状況であり、利根、渡良瀬の水位も平常時より60cm上がった程度でありました。内水に対する事前の対処も年々適切になり、今回と比較して更に想像を絶する雨量が無い限り県下でも最も安全な町なのかなと、むしろ安全な町の実感をしたところであります。京都や中京地区をはじめとした水害や、先般の越谷、矢板に続き今回は熊谷、みどり、太田と同じく竜巻被害が発生しましたが、被災地にはもちろんお見舞い申し上げますが今回の台風で安心せず、いざという時には更に注意喚起して対処してまいりたいと思います。

7年後のオリンピック開催が決まったとたん、各業界ではああしたい、こうしたいとアドバルーンが次々に上がっています。東京オリンピック時との最大の違いは人口増加右肩上がりの社会に対し今回は人口減少右肩下がりの社会であり全ての社会資本、老化の社会であり同じ夢を見ることは危険との指摘もありどの様になっていくか日本人の能力が試されるとも言われております。消費税(3% 8兆円)の値上げもまだ発表前ですが決定的であり、その3分の2が経済対策(5兆円)となる様であります。国民と約束した今後の社会保障の為の増税はどうなるのか、汚染水問題も含め被災地の復興はどうなるのか、国民は自らの幸の為に国政を注視し、如何によっては行動を起こさなければと思える様な、今後の日本にとって重大な政治課題が次々に提起される10月からの国会に無関心ではならないと思います。

収穫の秋は始まっていますが食欲の秋、体育の秋、文化の秋、行楽の秋と言われますが、町の行事も体育祭、文化祭、福祉まつり、各種団体視察研修等、多彩な時期となります。議員各位にはご健勝にてご活躍頂きます様お願い申し上げまして、閉会の挨拶といたします。

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