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板倉町

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平成29年12月12日 第4回議会定例会閉会の挨拶

更新日:2021年6月4日

初日の議案審議、2日目の4人の議員さんによる一般質問、その後の委員会による事務調査、そして、発議・陳情案件の審議等、8日間に亘って大変お世話様になりました。町からの提出議案につきましては、人事案件も含め原案通りご承認いただき有難うございました。一般質問につきましては、各議員さんから新庁舎建設・防災・合併・小学校再編・北川辺バイパス関連等、各方面から質問いただきました。

一般質問は、議員さん個人の考え方を述べられ答弁となる訳ですが、一致点、不一致点等ある中で、指摘された点も充分検討して施策となっているもの、又、指摘を受けて必要な検討を加えるべきもの、或いは単に参考とさせていただくもの等、その意図・内容は一応再分析し、検討させていただいておりますので、一般質問についても今後とも遠慮無く宜しくお願いいたします。

さて、ノルウェー(オスロ)で開かれているノーベル平和賞授賞式では、被爆者を代表してサーロー節子さんが核兵器廃絶を訴えて絶賛を浴びました。北朝鮮問題は初日に触れましたが、世界では矛盾が一杯であります。しばらく静まっていた聖地の争い、アラブイスラエルの宗教間紛争もまたトランプ米大統領の「イスラエルの首都はエルサレムとする。米大使館を首都に置く。」との発表でまた血みどろの争いに戻ってしまうのでしょうか。米国寄りの日本にとって、また難しい問題が発生し、言うべきことも言えない、或いは言わないと形容される日本の世界舞台における信頼も更に低下するのではないかと心配な状況です。国内でも横綱が傷害事件を起こしたり、神社の宮司が殺害されたり、新聞記者がわいせつ容疑で捕まったり、裁判官がのぞきをやったり、議員が逮捕されたり、大学教授が補助金の不正請求をやったり、各種各層何でも有りの状況です。SNSに関した遠方の犯罪と思われたその被害者が身近にいた猟奇的な想像を絶する悲しい出来事もついこの間経験し、自由と権利が極端に先行し、SNS万能の昨今の成熟社会はむしろ住みづらい危険と隣り合わせの方向へ進んでいるのではないかとさえ思える程です。

この様な世情の中にあっても、町は諸問題をしっかり議論しながら一つ一つ解決していかなければなりません。しかし、町としての限界もあります。町民の代表である議員さんには大事な日常活動を通し、町民意見の把握発見そして自らの見識を加えた積極的な発言、代弁が仕事であります。諸課題の解決に共に更に頑張って頂ければ有り難く思います。

新年まで残り20日足らず、体調に留意され、益々の御活躍に期待を申し上げます。新年が議員各位にとりまして幸多き年となります様、祈念申し上げ閉会の挨拶といたします。

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