平成23年10月2日 防災訓練閉会式の町長講評とお礼の挨拶
更新日:2021年12月9日
本日は、早朝よりの避難伝達訓練、その後、本会場にての各種災害訓練、それぞれ真剣に取り組んでいただきありがとうございました。
避難訓練では2741人+αの参加があったようでございます。今朝の挨拶でもふれましたが、3.11大震災では人命、家屋をはじめ夢や将来の目標も含め、すべての面が破壊されました。逆に、
- 自然に対する認識
- 人間の無力さ
- 家族や地域の絆の大切さ
- 弱者に対するあたたかい心
- 個人でいることの恐怖
- 集団、隣人との助け合い
何より吸う空気、飲む水、食べ物、生活の基盤となる土、そしてエネルギー等々、経済発展により感じなくなった一つ一つの大切さの再確認がなされたところであります。いわゆる当たり前のものが当たり前にあること、安心安全の原点がそこにあるということが重要だということであります。
本日を契機といたし、各関係機関と連携を図りながら、そういった面に積極的に応えていけるよう、行政としても頑張ってまいりたいと思います。本日の演習が警察、消防、町内各種団体のご協力により、何より町民の皆様の大きな協力により無事終了いたしましたことに心より感謝申し上げお礼の言葉といたします。