平成23年8月11日 菅首相の責任にしているうちは良いが、果たして?
更新日:2021年5月21日
3月11日東日本大震災から5か月が経過した。
全国へ避難先を求めたかたがたを含めた8万人が依然として元に戻れないでいる。行方不明者も4千人を超えている。
仮に山積みされたガレキの最終的な処分方法もみえてこない。そして復興のための計画も依然としてみえてこない。
成熟した民主的国家といわれる我が国、被災者の意見も十人十色と思われる中、総論賛成各論反対になりがちな利害関係もあればなおさらと今後の復興のスピードが心配されるところである。
震災の復興の遅れも原発の後始末の悪さも風評被害も日本の円高も景気の悪化もすべて菅首相の指導力の無さ、無責任さで片付けられているが、今日の新聞によると菅さん、退陣の決意を明言された様だが、果たしてどなたに代わるのか、それで前述した諸問題が一気に解決されるのかどうか、いよいよこの先の政治状況次第でこの国の政治の体たらくさが明確になるのではないか?
そして、国民の失望も更に増大するのではと、心配が重なります。向こう1か月の政局を真剣に見つめていきたいと思います。