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板倉町

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平成23年6月1日 「6月1日よりクールビズ」を考える

更新日:2021年5月17日

我が町でも「6月1日よりクールビズ」でと、今年も役場職員の服装の基準が課長会で決められた。

定着したことばだが、2005年に小泉内閣が「夏場の軽装による冷房の節約」をキャッチフレーズとしたことから、ノーネクタイ、ノージャケットスタイルを環境省の指導により官公庁から率先実施して国民にも広がったものである。

今年は更に東日本大震災、原発事故による決定的な電力不足に対応するために、夏場ピーク時の節電対策が国の指導により強化される中、一層の努力が求められているところである。室温上限の28度の中で涼しく効率的に働けることを目指しているもので、今年は更にスーパークールビズなるものも出始めているらしい。

それはそれで反論はするつもりはないが、逆に言うとラフな服装、ノーネクタイ、ノージャケットになったにも関わらず設定温度は従来通りとか、仕事振りもだらだらとか電力使用量も特段の差異はないとか、だとしたらクールビズは何ということはない職場の決まりを各自でなしくずしにし、当の職員が身だしなみも考えず、ただラフな格好で楽をするだけの決めごとになってしまう訳である。

真夏でも仕事の効率が落ちることなく、テキパキとした仕事振りが伴わないと、更には数字的効果もはっきりした形で表れないと、逆にケジメのない「何のためのクールビズか」となってしまう可能性も有る訳である。

何より特に今年は15%以上の節電目標を東北被災者のためにも、自らの地域経済の安定のためにもクールビズの助けを借りて達成できるよう、職員とともに更に信頼される役所としてがんばる所存でありますので、町民の皆様にも節電対策等よろしくお願いいたします。

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