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板倉町

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令和元年6月11日 第2回議会定例会閉会の挨拶

更新日:2021年6月2日

6月定例会閉会に当たり一言ご挨拶申し上げます。

5日から本日11日までの7日間に渡りまして、慎重にご審議いただき13の上程議案を原案通り可決いただきましたこと、お礼申し上げます。2日目の一般質問では、先の町議選で2年ぶりに返り咲き当選をされました久しぶりの森田議員の一般質問から始まり、4人の議員さんから質問を頂きました。導入もまだ新しい防災ラジオの関係、工業団地の進捗状況、保育園の散歩コースを含む安全安心、そして先の統一地方選に際しての費用と低投票率の問題等でございまして、タイムリーで一般町民にとっても代表して聞いてもらいたい質問を代わって質問頂いたと思います。

青木議員の質問については、本人の弁からもあった様に昨年の3月あるいは6月定例会でもほぼ同じ内容の質問があり、その後の会議等の度にも答弁を再三に渡って繰り返しているところであり、結果として全体の2/3以上の特別議決を通して休止となったところです。その理由は、ご承知のとおり一言で言えば館林と板倉の合併に対する見解の相違が大きくあり、合併協で充分な議論がなされていないとの青木氏の主張に対し、2/3以上の委員さんがその経緯を判断し、休止が望ましいとの結論に至った訳でありますので、当然休止を提案した首長同士も同じ判断ですし、幹事会の在り方に特別問題があったとは思っていません。当町の副町長に対しての個人批判的な発言が青木議員からは目立ちますが、板倉代表の幹事は1人でなく、副町長、総務課長、企画財政課長の3人で必ず出席しますが、3人の間での発言の出席前調整は当然行っており、なお幹事会の直前には私町長との発言内容の確認も必ず行っている上に、1回1回の幹事会の内容報告も必ず目を通しておりますので、私の考え方とは、寸分の違いはないことを確認して一回一回を重ねてきております。

従って、副町長及び他2人の幹事もその役務を町民目線に立って、充分果たしてきたもの、結果として休止になったものの良く頑張ったと褒めたいと思っていますし、個人プレーは全くなく、交渉人としては合格点と思っています。議員さんの性悪説に立つ理論展開ともとれる一連の当人に対する質問や見解は逆に町民を間違った方向に誘導する可能性も考えられなくはないと思われますので、出来れば配慮頂くことが肝要と考えます。もちろん青木議員さんの自由ではありますが。町民の皆様にも「再開はするのか」と聞かれることがあります。答えは難しくないと思っています。板倉町にとって深い埋めようのない谷が埋まる様な提案を館林側から頂けない限り、これ以上の前進は有り得ないということになると思います。「細かな丁寧な議論をしていたら合併なんか出来ない、大ざっぱに3回も議論すれば充分だ、メリットデメリットなどと言っていては合併は出来ない」との青木氏の理論は、私からすれば強行的独裁的合併論であり、私の思う推進論との違いは話し合い、テーブルには着くが、努力してどうしても違いが克服できなければ、破談は当然という考えであります、ひれ伏せ外交は必要ないとの考え方であります。

初当選の小野田議員からの消防経験を通しての防災意識の高さから、災害用ドローンの今後の導入提案と、防災士の具体的な活用についての質問がございました。一定期間をみながら国、県、自治体の役割分担の中で必要なものは一部事務組合を通し充実させていきたいと思います。

針ケ谷議員からは公民館利用の更なる活性化や小中一貫教育、公共施設の再利用、そして町PR大使の今以上の活用による板倉の全国発信等、町の現状を踏まえての質問がありました。右肩下がり縮小社会の長所短所を議会と一緒に考え、対応してまいりたいと思いますので今後ともよろしく願います。

改選後の初定例会でございました。まだまだ頑張るだろうと見られた小森谷、島田両議員さんの不出馬を受けての新構成の定例会でありました。水災害シーズンに入りつつある中、6月23日避難・総合防災訓練、防犯協会総会、消防団のポンプ操法大会、各種団体の夏季研修の時期、各地域の夏祭り等、夏場事業が続きます。そして、知事選、参院選も予定されています。体調に留意の上、ご活躍頂きます様お願い申し上げて、閉会のご挨拶といたします。

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