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板倉町

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令和2年6月30日 群馬テレビ「35市町村長に聞く」町長発言内容

更新日:2022年5月24日

群馬テレビ「35市町村長に聞く」(板倉町長出演)

  • 収録日 5月13日(水曜日)午後3時00分
  • 放送日 6月30日(火曜日)午後7時00分
  • 再放送日 7月01日(水曜日)午後3時30分

番組内での町長の発言内容をご紹介します

1. 町長になって3期目、これまでの町政運営を振り返って

自らの襟を正す給与3割カットを始めとして、公約を果たすべく全力投球の充実した3期12年間でした。八間樋橋の架け替え、ミニ防災ステーションや洪水避難タワーの建設、国道354号線バイパスの開通、ゴミ処理事業の広域化、公立館林厚生病院の改築、役場新庁舎の建設、小学校の再編とスクールバスの導入、16社の企業誘致、館林地区消防組合消防本部の新築など、永年にわたる大きな課題を解決し、成果を上げることができたと感謝しています。

2.今年度の重点施策について

新型コロナウイルス対策や東洋大学撤退問題への対応、台風・水害などの自然災害対策、旧役場庁舎や旧八間樋橋の解体撤去、南・北小学校や資源化センターの再活用検討、企業・商業誘致、住宅地販売など、人口減少対策や産業振興に関する施策を重点的に、その他のソフト施策と併せて推進していきたいと思います。

3. 東洋大撤退について(町のチャンスに変えていきたい)

県知事・県企画部との連携対応によって大学へ白紙撤回を求めてきましたが、令和6年3月をもって撤退する計画が今年3月に発表され、激震が走ったところであります。20年来の施策の転換を余儀なくされる訳でありますが、この機会を当町にとってチャンスと捉え、交渉を進めていきます。県と協調しながら、まずは先方の考え方を聞いてからということになるかと思います。

4. 新型コロナウイルス対策について

感染拡大を防ぐ「3密」対策の措置として各種行動制限に協力いただき、その成果が見え始めています。これまで、医療・学校・福祉・介護関係を含め、町民全員にマスク85,000枚を配布するとともに、外出自粛や清潔習慣の徹底などの感染症予防対策に努めてきました。

今後は、大きな影響を受けている経済分野に対する特別定額給付金(1人10万円)の申請書を5月12日に発送して5月中に振込を開始するとともに、子育て世帯への臨時特別給付金(1人1万円)や地方創生臨時交付金事業に関する対応を順次実施していきます。

また、学校対応についても、第2波、第3波を考え、オンライン学習の実施に向けて準備を進めているほか、新型コロナウイルス感染防止対策費として、町民1人当たり5,000円、総額7,300万円を配布するとともに、その他14事業、約4,000万円の必要な措置をとっていきたいと思います。

5. 台風19号を踏まえた自然災害への対策

昨年の台風19号では、4,000人超えの避難体験から、自然災害に対する日頃の備えの重要性が町民の間で改めて強く認識されたと思っています。災害の大きさによって、「避難」から「避難所生活」を経て「帰還」に至るまで、多くの課題の検討・解決が想定される訳であり、避難者収容力の足りない町として、広域避難と併せて町民の皆様と真剣に対応していかねばならないと思います。万が一に備え、各家庭で町外の親戚や友人、その他の知人など、交流のある個人と避難受入れについての協力関係を築いておきましょう。

6. 人口減少、少子高齢化に対する町民の意識改革・組織改革について

年間事業や行事、行政組織、政治意識等については、人口増加の時代を未だに引きずっており、「前年度踏襲型」、「迎合政治」、「無い物ねだり」、「何とかなる」など、費用効果や労働効率、事業価値などに関する考え方が町民側も変わっていないため、町民意識改革と思い切った事業の取捨選択をする必要があると認識しています。それぞれの見直しを丁寧に進めていきたいと思います。

7. 今後の町政運営の抱負と町民の皆様へのメッセージ

東京オリンピックが延期され、好景気予想も一転し、この先、リーマンショック以上の最大の経済危機を迎えると言われています。町政運営において最優先すべきは「町民の生命・財産を守る」ことであり、

  • 生活の安全安心(医療、福祉、教育)
  • 産業の防衛(雇用、賃金、労働環境)
  • 財政のかじ取り(経済政策)
  • 当初の平時における各種施策

の順に推進していきたいと考えています。まずは、新型コロナウイルス関連対策(特別定額給付金)を1日でも早く町民の皆様の手元へ届けられるよう努めていきます。

全力投球の12年間でした。ニュータウン住宅地販売や商業誘致が積年の課題としてありますが、その他はほぼ実現することができました。町民の皆様と一緒に頑張れたことを有り難く思っています。新型コロナウイルスや自然災害についても、自ら自分を守るという意識を強く持ち、積極的に町と心を一つにして頑張りましょう。

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