中学校入学式に思うこと(令和5年4月7日)
更新日:2023年4月20日
例年にない暖かな春といわれ、桜の花も完全に葉桜に変わった4月7日午後、約120名の町内新入生を迎えて入学式が行われました。
3年振りのコロナ対応の変更により、新入生・保護者・来賓・教員等全員でのマスク着用指導が解かれ、自由意志による着脱となりました。新入学生として約半々の対応、保護者はほぼ全員が着用、来賓は全員が未着用、教員は7割が未着用の対応でした。学校の方針に対し、保護者の否定的な反応が大きく、その影響で新入生の半数がマスクを着用し、教員・来賓は方針に添った対応結果といえるでしょう。
同日朝のテレビのマスク着脱についてのインタビューで、男女とも、すぐには外せないが最も多く、特に女性は100%近くであり、その理由の第一位は、なんとマスクを外した顔を見られることが恥ずかしいからというものでした。このことが全国の全ての女性に当てはまるとは思いませんが、少なくともコロナウイルスを避けるためとか、花粉を避けるためではなく、顔を白日のもとへさらすことに大きな抵抗感があり、そのための防御策としてマスクを取らないということは、理由として本末転倒は明らかであります。
表情が見えない、呼吸器に影響を及ぼすかもしれない、心臓や脳に酸素が回りづらくなる等々、健康に影響があるともいわれる部分も考えると臨機応変に対応を考える必要がむしろ保護者側にあることも、この光景を見たとき、感じた次第であります。