町民スポーツフェスティバル開催について(令和5年6月14日)
更新日:2023年6月14日
新型コロナウイルス感染症の流行が思いのほか大きく長く続いたことで、公や民のイベントやその他の人寄せを伴った事業展開が想像以上の外的・心理的影響を受けたことはご承知のとおりでした。でも「いつか平常に戻ったら難なく再開出来るのでは」との甘い考えは現実のものではありませんでした。
2か月も前に実施日を決定し、3年前と同じスケジュールで説明会を開催。あとは各行政区長さんをはじめ、スポーツ指導員さんや協力員さんに人選、競技内容の説明、練習日程、そして具体的に必要な世話やサポートのことなどをお任せしました。長い歴史を持ったスポーツフェスティバルですので「心配せずにお任せしておけば大丈夫と思っていた」という関係者から「3年間のブランクがこんなに大きな影響を及ぼすとは思ってもいなかった」との話が入ってきました。
言われてみれば、2年任期である行政区長さんもほとんどが交替されており、縦のつながりが消えてしまったり、相談を持ちかけても良い解答が帰って来ないという前区長もフェスティバルの経験はなし。また、3年間で必要な数の小学生がいなくなってしまったとか、それだけでなく高年齢層も少なくなってしまい事業の目的である「3世代交流」という合言葉が実現できなくなりつつあります。
スポーツ担当も3年間何も関連する行事がなく、行政区内といっても指導方法も対象も含めての相談相手がいない、前任者と相談しづらいなど影でのさまざまな意見があり、行政区長さんも立ち往生しそうだとの話しも入ってきたりしました。
でも、当日競技種目の一つに出場できない、今回は不参加で申し訳ないなど、努力されている方々からお詫びの言葉を伝えられ、お骨折りいただいたうえで、かえってこちらこそ申し訳なかったの一言を先に申し上げるべき立場であるのにとの思いからも、行政区の役員さんやスポーツ担当推進委員の皆様の大変なご苦労のもと、何とか老若男女一同に介しての3年振りのスポーツフェスティバル(楽しいひととき)を提供出来たことの感謝をご苦労をかけた全ての役員さんにささげたいと思います。ありがとうございました。