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板倉町

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第3回議会定例会閉会のあいさつ要旨(令和5年9月15日)

更新日:2023年9月15日

9月6日水曜日から、10日間にわたって開催された令和5年第3回板倉町議会定例会、慎重審議をいただきまして、全議案原案通り可決いただきありがとうございました。

新人議員さんにとっては、初めての決算議会ということで、一挙に事業内容やそれに関わる予算・決算としての数字を見比べながらの検討、判断ということで、お疲れのことであったろうと思います。今後、内容的にやや軽めの12月議会、ボリュームも含めて最も重要な3月議会と進んでまいりますのでよろしくお願いいたします。

9月に入ってからも今年は猛暑日が続き、雨も降らない日も続いたことから、群馬県の各ダムも貯水率が50%を切るところも見られ、取水制限の話も出はじめたところでした。

ちょうど台風の発生が乱立気味になり、10号、11号、12号と立て続けに発生し、水防災に敏感な当地域としては、その進路に不安な日々が続いておりましたが、案の定、13号が日本近海発達しながら東海・関東を直撃し、ちょうど中心が我が町付近を通過するとの予報で緊張が走りました。

9月7日午後5時、台風13号に対する警戒本部を立ち上げ、緊張の中、担当者会議を繰り返しましたが、幸い規模が小さいこともあり、当地域に近づくにつれ、温帯低気圧に変わり、特別何もなく通過したということで一安心したところです。しかし、一部線状降水帯の発生により千葉、茨城等に被害の大きな足跡を残したようであり、浸水や土砂崩れの被害が記録され、地域によっては大きな被災もあったようでございます。心よりお見舞い申し上げます。

また、世界に目を向けると、モロッコでは9月8日にマグニチュード6.8、震度6前後の地震が起こり、9月11日時点で2,900人を超す犠牲者及び多くの負傷者が、また、リビアでは大洪水が起こり、死者5,200人、不明者1万人といわれ、被災者の実情がこれから更に増加する可能性が心配されています。

鉄筋の少ないレンガ造り同様の建物ですので、瞬時に崩壊の様子がメディアで流れていますし、リビアの大雨による2つのダムの決壊による大洪水被災者の拡大がこれ以上進まないことを祈念するものであります。同じくお見舞い申し上げます。

9月13日、内閣改造が行われ、10、11月の解散をにらんだ「変化を力に変える内閣」と首相自ら名付けた第二次岸田内閣の出発がなされました。しかし、ヤフーアンケートによれば、91.5%が全く期待しないと驚く数字が出ている状況であり、引き続きのウクライナ侵攻、日本を取り巻く世界近隣諸国情勢への舵取り、原発処理水、物価高騰、低賃金問題等、待ったなしの政策展開を国民は望んでいる反面、国民には対応力に熱気を感じられない改造人事と映っているものと思います。特に注目人事、重要政治課題担当大臣には、人気取りではなく徹底的にご活躍いただきますようよろしくお願いいたしたいと思います。特に物価高騰による社会の貧困化、少子化、晩婚化の対処を社会問題として強く求めたいと思います。

猛暑もさすがに秋の彼岸目前ですので、だんだんしのぎやすくなってくるだろうと思いますが、同時に南地区から稲の収穫も始まっています。秋野菜の収穫、作付けも繁忙期に入りますが、今年の夏の天候から推して作柄も心配の点もあり、状況は、価格は、と気になるところでございます。

行政も4年振りに大きな影響を受けたコロナからの脱出を目指し、夏から秋、初冬にかけてのイベントを含む各種事業の展開も視野に入れながら、また、10月いっぱい自然災害の可能性と向き合いながら頑張ってまいりますので、今後の事業展開と併せてのご協力をよろしくお願いいたしたく存じます。

散発的にコロナ発症も続いているようですが、体調にご留意いただき、今後の活躍をご期待申し上げまして閉会の挨拶といたします。

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