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板倉町

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令和6年仕事始め式町長訓辞要旨(令和6年1月4日)

更新日:2024年1月9日

あけましておめでとうございます。この正月、例年になく11月下旬のような陽気で暖かかったですが、元気に体調を整え、新しい気持ちで登庁いただいたと思います。また1年元気で頑張りましょう。

今年は辰年ですが、辰年は政治の大きな変化が起きることが多い年といわれているそうです。戦後5回の辰年のうち3回も総選挙が行われ、ロッキード事件やリクルート事件など大きな汚職事件も起きており、与党の現状も何か似たような臭いもします。東京五輪、東海道新幹線開業(1964年)、青函トンネル、瀬戸大橋開通(1988年)、2000年の2000円札発行、東京スカイツリー開業(2012年)も辰年だそうです。

辰年生まれの性格は、先見の明があり、行動力があり、リーダーシップを持った性格の人が多いと分析されているそうですので頑張りましょう。

そんな期待が膨らむ元日のはずが、能登半島の大地震による家屋の倒壊、津波、大火災、道路の分断、多数の死傷者の状況をみるとき、コロナも明けて最も歓喜に沸く新年初日が、東日本大震災の再来とは、何の巡り合わせかと驚きと同情にテレビに釘付けとなったのは、皆さまも同様だと思います。

続けて、2日には、滅多に起こらない羽田での日航旅客機の衝突・炎上が報道され、これも乗客・乗員379人の最悪の想定をすると、不幸中の幸い、それでも5人の保安庁職員の死亡が確認されたことは、何という新年か、大荒れの辰年になってしまうのか、前途が心配になったのは私だけでしょうか。

とりあえず、この先、国民一人ひとり細心の注意を払いながら人災だけは起こさないよう頑張らなければと思ったところです。

こんなことが起ころうとは思わず、私は新年への気持ちを「参加」と「義務」で表してみました。このまま人口減少、高齢化が進めば、世の中の賑わいが失われます。元気や賑わい、競争や集団行動、全てが今までより小さくなります。したがって、1人でも多くの人がスポーツ、学習、会議、娯楽など全ての集団事業に、より多く参加し、協力の姿をお互い確認し、団結力を発揮することが必要です。

そして、今までの右肩上がりのときについてしまった、要望の並べ合いや不満列挙等、権利の主張。そのことは悪しとしませんが、むしろ、町民として何ができるか、合理的、効果的とは何か、これからの義務とは何かをもう一度再認識し、本当の参加、協働の時代がこれから本格的にくる覚悟が必要であります。

右肩下がり時代に突入している我が町も、団結の意味でのまず町民参加。他人や行政任せの権利の主張だけでなく、できること、やらなければならないことへの参加、この危機に対し、経済的合理的思考を深めていくことを、展開する全ての施策の基本としていきたいと思います。

今年もよろしくお願いします。

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