更新日:2025年7月29日
板倉町内においてツヤハダゴマダラカミキリの生息が確認され、樹木への被害が発生しています。このカミキリムシは、幼虫が生木に食入し、加害が進行することで最終的に樹木を枯死させてしまう外来種です。
ツヤハダゴマダラカミキリは、令和5年9月1日に特定外来生物に指定され、飼育や販売が禁止されたほか、生きたまま運搬することも違法となります。
名称 | ツヤハダゴマダラカミキリ(和名) |
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体長 | 1.7センチメートルから4センチメートル程度(触角を除く) |
特徴 | 成虫は全体的に光沢のある黒色で、白色の斑紋があります。在来種であるゴマダラカミキリに類似しています。 |
生態 | 卵、幼虫、蛹体で越冬し、5月から10月に成虫となって樹木の外へ現れます。 |
被害木 | トチノキ属、ニレ属、カツラ属、ヤナギ属、カエデ属、リンゴ属、ナシ属、サクラ属など、多種類の樹木で被害が報告されています。 |

成虫(オス)(福島県提供)
ツヤハダゴマダラカミキリと在来種ゴマダラカミキリの相違点
ツヤハダゴマダラカミキリと在来種のゴマダラカミキリは、外見が類似していますが、見分けるポイントがあります。主な形態の違いは以下のとおりです。
- ゴマダラカミキリは胸部に2つの白紋がありますが、ツヤハダゴマダラカミキリにはありません。
- ゴマダラカミキリは上翅基部(硬いはねのつけね部分)の表面に突起があり、ボツボツしていますが、ツヤハダゴマダラカミキリは突起がありません。また、ゴマダラカミキリは上翅基部に白色の軟毛がありますが、ツヤハダゴマダラカミキリにはありません。
(福島県提供)
ツヤハダゴマダラカミキリを発見した場合
成虫を発見した場合は、市販の殺虫剤を噴霧する、靴で踏みつぶすなどの方法で、その場で駆除してください。また、疑わしい個体を発見した場合は、住民環境課環境下水道係まで情報提供をお願いします。関連リンク
- 特定外来生物「ツヤハダゴマダラカミキリ」の県内初確認について(群馬県ホームページ)(外部サイトにリンクします)
- 特定外来生物ツヤハダゴマダラカミキリに注意してください(群馬県ホームページ)(外部サイトにリンクします)
このページに関する問い合わせ先
住民環境課 環境下水道係
電話:0276-82-1111(ダイヤルイン 82-6132)
ファクス:0276-82-1767
電話:0276-82-1111(ダイヤルイン 82-6132)
ファクス:0276-82-1767