更新日:2026年5月26日
5月31日は、世界禁煙デーです
世界禁煙デーは、たばこのない社会を目指すために、世界保健機関(WHO)によって平成元年に定められました。
喫煙は、がんをはじめ循環器疾患や呼吸器疾患、糖尿病、妊娠から出産までの異常の原因になることがわかっています。
民法改正により、令和4年4月より成人年齢は18歳に引き下げられましたが、喫煙に関する年齢制限は引き続き20歳です。これは、喫煙を開始した年齢が早いほど(喫煙期間が長いほど)健康への悪影響や、ニコチン依存症の重症化につながることが明らかになっているためです。
日本では、世界禁煙デーから始まる1週間(5月31日から6月6日まで)を禁煙週間とし、禁煙の普及啓発に取り組んでいます。
今年のテーマ「みんな知っている?たばこのルール」
2020年4月の改正健康増進法施行により、多くの施設が原則屋内禁煙となり、受動喫煙防止はマナーからルールへと変わりました。
受動喫煙
喫煙者が吸っている煙だけでなく、たばこから出る煙や喫煙者が吐き出す煙にも、ニコチンやタールなど多くの有害物質が含まれています。たばこを吸わない人でも、身の回りのたばこの煙を吸ってしまうことにより、受動喫煙が起こり、健康に影響を及ぼします。
体への影響
受動喫煙との関連が確実(因果関係を推定する証拠が十分)と判定されている病気には、肺がん、虚血性心疾患、脳卒中、乳幼児突然死症候群(SIDS)があります。また、受動喫煙は、子どもの呼吸器疾患や中耳炎を引き起こすことが指摘されています。さらに、妊婦やその周囲の喫煙によって、低体重児や早産のリスクが上昇します。このように、たばこや受動喫煙による健康影響は深刻です。
たばこのルール
たばこと関係する病気
COPD(慢性閉塞性肺疾患)
COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは、たばこの煙や大気汚染などによる肺の炎症が原因となり、肺の機能が低下する病気です。肺の機能は一度低下するともとには戻りません。悪化するとせきやたんが長く続く、少しの活動でも息切れしてしまい酸素吸入が必要になるなど、生活に大きく影響します。最大の原因は喫煙で、有害物質を長期間吸い込むことで起こるため、喫煙習慣の長い中高年期に発症しやすいと言われています。
COPDについてより詳しく知りたいかたへ
厚生労働省健康日本21アクション支援システムのウェブサイトでは、COPDをはじめ、生活習慣病についてわかりやすく解説されています。より詳しく知りたいかたは、下記の関連リンクをご覧ください。
禁煙を始める7つのポイント
- 禁煙開始日を決める。
- 禁煙開始日の前日に思い切ってたばこやライター、灰皿を捨てる。
- 家族や職場の人に禁煙宣言をする。
- 禁煙仲間をみつける。
- たばこを吸いたくなったら、ガムを食べたり、水分を飲んだり、歯みがきをする。
- 喫煙所などのたばこを吸いたくなる環境を避ける。
- 禁煙外来を利用する。
禁煙は、たとえ失敗したとしてもその間我慢できたことは、体にとても良いことに変わりありません。何度でも挑戦しましょう。
関連リンク
- 病気について知る COPD(慢性閉塞性肺疾患)(外部サイトにリンクします)
- 禁煙治療に保険が使える医療機関(日本禁煙学会)(外部サイトにリンクします)
- 喫煙と健康問題について簡単に理解したい方のために(Q&A)(厚生労働省)(外部サイトにリンクします)
- 受動喫煙 他人の喫煙の影響(厚生労働省)(外部サイトにリンクします)
- あなたのため、そばにいる人のため 禁煙は愛(日本医師会)(外部サイトにリンクします)
- なくそう!望まない受動喫煙。(外部サイトにリンクします)
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