更新日:2025年8月21日
少子高齢化や社会生活環境の急激な変化に伴い、糖尿病、がん、心臓病、脳卒中などの生活習慣病の増加が大きな問題となっています。
厚生労働省では、生活習慣病の特性や運動・食事・禁煙などの生活習慣の改善の重要性について、国民一人ひとりが理解を深め、健康づくりを実践できるよう健康増進普及月間を定めています。この機会にご自身の生活習慣について見直してみませんか。
統一標語
1に運動 2に食事 しっかり禁煙 良い睡眠 健康寿命の延伸
健康づくりのポイント
運動

体を動かす機会は身の回りにたくさんあります。まずは今よりプラス10分、生活の中で体を動かすことを意識してみましょう。
厚生労働省では、国民全体が人生の最後まで元気に健康で楽しく毎日が送れることを目標とした国民運動「スマート・ライフ・プロジェクト」を推進しています。スマート・ライフ・プロジェクトでは、おうちで簡単に実践できる運動プログラムを公開しています。詳細は下記の関連リンクのおうちで+10(プラステン)超リフレッシュ体操をご覧ください。
食事
食生活改善普及運動について

9月1日から9月30日までは、厚生労働省が定める「食生活改善普及運動」の期間です。「食事をおいしく、バランスよく」を基本テーマとして、主食・主菜・副菜をそろえた食事、野菜摂取量の増加、食塩摂取量の減少および牛乳・乳製品の摂取習慣の定着を目標としています。
バランスのよい食事
ご飯やパンなどの主食、肉や魚などの主菜、野菜料理などの副菜をそろえることで、栄養バランスのとれた食事にすることができます。
毎日プラス1皿の野菜
生活習慣病予防のためには1日350グラムの野菜をとることが推奨されていますが、厚生労働省の調査から、日本人の1日あたりの野菜摂取量が目標値より70グラム程度不足していることが分かっています。いつもの食事にもう1品野菜料理を増やしてみましょう。
おいしく減塩1日マイナス2グラム
塩分をとり過ぎると、血圧が上がって循環器疾患のリスクが高まったり、胃がんのリスクが上昇したりします。栄養成分表示を見て食品を選ぶ、だしのうま味や香辛料、香味野菜を活用するなど、できるところから減塩に取り組んで、徐々にうす味に慣れていきましょう。
毎日のくらしにwithミルク
牛乳や乳製品(チーズ、ヨーグルトなど)には、骨や歯の健康に必要なカルシウムや、たんぱく質などの栄養素がバランスよく含まれています。しかし、20代から30代までの若い世代では、3人に1人が牛乳・乳製品をとっていません。未来の健康のためにも、牛乳・乳製品は毎日とりましょう。
禁煙

喫煙はがんをはじめとする生活習慣病の危険因子です。たばこを吸わない人でも受動喫煙により肺がんや心臓病にかかりやすくなります。自分や周りの人のためにも禁煙を始めましょう。
たばこをやめるには、禁煙外来を利用するのも一つの方法です。禁煙治療に保険が使える医療機関については、下記の関連リンクをご覧ください。
睡眠

良い睡眠には、量(時間)と質(休養感)が重要です。睡眠時間は長すぎても短すぎても健康を害する原因となり、朝目覚めたときに感じる休まった感覚(睡眠休養感)は良い睡眠の目安となります。
日中にしっかり身体を動かし、夜は暗く静かな環境で休むといったメリハリをつけることは、睡眠休養感を高めることに役立ちます。
睡眠の悩みを解消する方法や、ぐっすり眠ってすっきり目覚めるためのコツについては、下記の関連リンクの寝ても疲れが取れないなら要チェック!あなたの睡眠の質大丈夫ですか?で紹介されています。
関連リンク
- おうちで+10(プラステン)超リフレッシュ体操(厚生労働省 スマート・ライフ・プロジェクト)(外部サイトにリンクします)
- 日頃から予防する 栄養・食生活(厚生労働省 スマート・ライフ・プロジェクト)(外部サイトにリンクします)
- 禁煙治療に保険が使える医療機関(日本禁煙学会)(外部サイトにリンクします)
- 寝ても疲れが取れないなら要チェック!あなたの睡眠の質大丈夫ですか?(厚生労働省 スマート・ライフ・プロジェクト)(外部サイトにリンクします)
- 健康づくりサポートネット(厚生労働省)(外部サイトにリンクします)
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