安勝寺梵鐘(あんしょうじぼんしょう)
更新日:2021年4月21日
この梵鐘は総高137センチメートル、幅76センチメートルで、籾谷安勝寺にあります。
宝暦4年(1754年)に佐野の大河太郎兵衛、崎山五左衛門によって造られました。鐘には光明真言(こうみょうしんごん)と仏具文様があり、特に仏具文様はその美しさから第2次世界大戦中、古美術保存法により供出を免れた経緯があります。
(注釈)光明真言(こうみょうしんごん)とは、密教の呪文である真言のひとつで、これを唱えることによって一切の罪や悪事を取り除き、また死者を成仏せしめるとされています。