風しん(麻しん風しん)任意予防接種の助成について
更新日:2021年10月5日
板倉町では、胎児の先天性風しん症候群の予防を目的に、風しん(麻しん風しん)の任意予防接種への費用一部助成を行っています。 妊婦、特に妊娠初期の女性が風しんウイルスに感染すると、赤ちゃんが先天性風しん症候群を持って生まれてくる可能性があります。 妊娠中の女性は予防接種を受けられないため、妊婦の配偶者が風しんを発症しないように予防することが大切です。
また、海外からの入国者や帰国者を介して、風しんの集団感染による流行が危惧されているため、麻しん風しん混合(MR)ワクチンを定期予防接種を完了しておらず十分な免疫を備えていないお子さんについても、令和3年度より対象に加えます。
対象者
板倉町に住所を有し、次に該当するかた
- 妊娠を希望または予定している女性
- 妊娠を希望または予定している女性の配偶者
- 現在、妊娠をしている女性の配偶者
- 満2歳から小学6年生までのかたで、麻しん又は風しんに罹患したことがなく、定期接種の機会を逃したかた
ただし、次のかたは除きます
- 風しんの罹患歴のあるかた
- 風しんまたは麻しん風しん混合ワクチン接種を2回接種したかた
- 妊娠中または妊娠している可能性のある女性
助成額
助成は次のどちらか1回限りです。
- 麻しん風しん混合(MR)ワクチン接種 5,000円
- 風しん単独ワクチン接種 3,000円
生活保護などの世帯は助成額が異なります。詳しくはお問合わせください。
助成方法
- 医療機関に相談のうえ予防接種を受ける
- 予防接種の領収書を添えて、保健センターに助成の申請書を提出する
- 町から助成金額を指定口座(申請書に記載する)へ振り込む
申請時に持参するもの
- 予防接種領収書(レシートは不可)
- 振込先口座がわかるもの(通帳またはその写し)
- 印鑑(認め印)
- 母子健康手帳(妊娠中の女性の配偶者の場合は、妊婦の母子健康手帳を持参してください)
接種にあたっての注意
- 妊娠中または妊娠している可能性のあるかたは、風しんワクチン接種はできません。また、ワクチン接種後2か月間は妊娠を避けることが必要です。
- 大人の風しん予防接種は、予防接種法に基づかない任意接種であり、接種を強制するものではありません。
予防接種後の健康被害について
任意接種により健康被害が発生した場合は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法に基づく救済措置、また、板倉町予防接種事故災害補償規程に基づく救済措置の対象となる可能性があります。
関連リンク
- 厚生労働省ホームページ「風しんについて」(外部サイトにリンクします)
- 国立感染症研究所 感染症情報センターホームページ「風しん」(外部サイトにリンクします)