更新日:2025年10月3日
HPVワクチンは、平成25年6月から、積極的な勧奨を一時的に差し控えていましたが、令和3年11月に専門家の評価によりHPVワクチンの積極的勧奨を差し控えている状態を終了させることが妥当とされ、令和4年4月から、他の定期予防接種と同様に、個別の勧奨を行っています。
HPVワクチンの種類には2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)、9価ワクチン(シルガード)の3種類があります。9価ワクチンは、令和5年4月から追加されました。原則として、1回目に接種した種類のワクチンを2回目以降も接種することをお勧めします。しかし、医師と相談のうえ、途中から9価ワクチン(シルガード)に変更し残りの接種を完了することも可能です。2価ワクチンと4価ワクチンの交互接種は認められていません。
対象者 | ワクチンの種類 | 標準的な接種期間 | 標準的な接種方法 | 予診票送付時期 |
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小学6年生相当から高校1年生相当の女子 | 2価(サーバリックス) | 中学1年生 | 1か月の間隔をおいて2回目を接種し、1回目から6か月の間隔をおいて3回目接種 | 中学1年生になる年の4月 |
4価(ガーダシル) | 2か月の間隔をおいて2回目を接種し、1回目から6か月の間隔をおいて3回接種 | |||
9価(シルガード) |
15歳になるまでに初回接種をする場合:6か月の間隔をあけて2回接種(合計2回) 15歳になってから初回接種をする場合:2か月の間隔をおいて2回目を接種し、1回目から6か月の間隔をおいて3回目を接種(合計3回) |
高校1年生相当(年度末時点で16歳)のかたへ
定期接種の対象は、高校1年生相当の年度末(3月31日)までです。
HPVワクチン接種は合計3回で、完了までに約6か月かかります。定期接種の期間に接種を完了させるには、遅くとも9月までに1回目を接種する必要がありますので、早めの接種をご検討ください。
定期接種の期間以降の接種は、任意接種となり、全額自己負担となります。
予診票が無い場合は再発行いたしますので、板倉町保健センターまでお問い合わせください。
キャッチアップ接種
平成9年4月2日から平成20年4月1日までの間に生まれた女性で、かつ、全3回の接種を終えていない場合は、令和4年4月から令和7年3月までの3年間、定期接種として残りの接種を受けることができます。
キャッチアップ接種の期間の条件つき延長について(令和8年3月末までキャッチアップ接種の期間は令和7年3月31日までですが、以下の条件を満たすかたについて、接種期間を1年間延長することが国の審議会で了承されました。また、令和7年度定期接種の対象であった平成20年度生まれのかたも同様に延長されます。
接種期間延長となる条件
以下のすべてに該当する場合、接種期間延長の対象となります。
- 平成9年4月2日から平成21年4月1日までに生まれた女性
- 令和4年4月1日から令和7年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種していて、接種が完了していないかた
期間
令和8年3月31日まで
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